八街のSAKURA SRILANKA restaurantのスリランカブッフェでお腹いっぱい。クルマに乗り込み、アクセルひと踏みするかしないかくらいで「あっ!」と叫んでブレーキをかけました。
こんな田舎のロードサイドにモダンな建物が建っているぞ。しかも看板はタイ語ときた。これはもう、ブレーキ踏むってもんでしょう。
迷う暇もなくクルマを駐車場に滑り込ませました。「サクラ スリランカレストラン」の駐車場を出てから1分も経っていないんです。近い、近い。こんな場所にタイ食材店。
「タイマーケット」
というわかりやすい名前です。
そうか、そうだった。ここは千葉ですよ。スリランカの人がずいぶん増えていますが、もともとはタイの人たちが多かった。そうでした。外房、九十九里沿いはけっこう多いし内陸にもポツポツとコミュニティがあります。
タイマーケットはこの立地で異常にモダンでおしゃれなタイ食材店。新しいからそうなるのも当然だといえますが、やはり錦糸町のタイランドショップなどのイメージもあって、よい意味で異質だと感じてしまいます。
とはいえ2021年、みなさんこだわってスタイリッシュなもの、モダンなものへのアプローチをするのは当たり前なんだよね。そりゃそうだ。
新しいお店は気持ちがいいねえ。整理されていて商品たちももピカピカでビン類が整然と並ぶ様など見るだけで気持ちがいいものです。いやしかしかっこいいしモダンだわ。千葉八街のその奥の人気少ないロードサイドとはとても思えません。
そんな中で、予定外だったのでざくろジュースでも買って話のきっかけでも、と思っていたら、レジ脇に美味しそうな生菓子、焼き菓子が。ああ、そっちはあれだ、マンゴーと合わせる甘いごはんだな。これはなんだろう。
「これ、なんですか?カノムモーケン?」
と聞けばカノムモーケンじゃないです。ピーナッツオイルで焼いたお菓子。と帰ってきました。知らないものなら尚更買うというのが信条。きっと美味しいと信じてこれも袋に入れてもらいました。
はたしてこれ、帰って食べたらバカうまだった。すんごいいい。好みのプディングでした。インドのグラブジャムンとか、あれに近い甘さのあまあまの、ココナッツミルクプディングでありました。
いやこれ、たまらない。甘くてふるっとしていてしみこむような美味しさだったなあ。これはたまらない。
味的にはほぼカノムモーケンでした。おいも使ってないから粘りは弱めで、よりプリンっぽい。ああ、これはまた買いに行きたいよ。
本当に良いお店で応援したくなりました。
この路線、このクオリティで進めば立地のことなどきっと吹き飛ばせるね。再度、応援したいです。