去年の10月、青海の国際展示場で開催された「外食ビジネスウィーク2021」。色々勉強になりました。とてもよかった。
カレーですよ。
青海の国際展示場、とさらりと書いたんですが、危なかった、間違えた。ビッグサイト、例のウルトラ味の強いいつものあの建物を思い出すでしょ。あっちじゃなかったんだよね。あわててゆりかもめに乗って移動しました。はーびっくりした。目指す目的地は観覧車の向こう側にありました。東京ビッグサイトのちいさいほうのはなれがあるんだよね。そっちです。
新木場駅までうちの奥さんにクルマで送ってもらって余裕かましてたわけです。余裕ついでに、
「C&C」
でカレーとか食べてるし(笑)
まったくもうなにやってんだあたしは。
で、汗かききながら滑り込んだ会場、1番の目玉の「カレーランド」の猪俣早苗さんの講演会に間に合いました。よかったよかった。このために来たんだもんね。
ご当地カレーとはなにか、というところから始まって、地域の食材、地域の食文化を軸に置いて地域からのメッセージを伝えるツール、コミュニケーションツールとしての「ご当地レトルトカレー」と考えるという内容。
すごくわかりやすく頭の中に入って来ました。肉、野菜などの新しいブランドをカレーにして訴求したり、カレーを作るのが目的ではなく地域を知ってもらいたい、食材を知って欲しいという、カレーを目的としないことが大事というお話でした。
すでに差別化が難しいジャンルとなったレトルトカレー、そういうなかで飛び道具的に変な企画をせずにちゃんと地域で消費していけるかどうか、自分で食べたいかをブレずにやりなさいという話や、値付けの妥協はしてはダメ。製品に込められた思いを価格にちゃんと反映して良いのだ、とか実に頷けました。
究極、カレーはどうでもよくて、カレーから入って他の商材や観光誘致につなげることが一番先にある到達点であるという話。よかったよなあ、すごく。
猪俣さん、ゆっくり喋ってらっしゃって聞きやすい講演でした。難しい言葉、横文字を使わずに頭と胸に残るよいセッションで聞けてよかったです。
「カレーランド」のブースに結構長いこと張り付いていました。
各地のご当地レトルトカレーを開発された方がたくさんいらっしゃって猪俣夫妻が1回ずつみなさんを紹介をしてくださり、ほくほくです。やっぱりすごいよね。改めて「カレーランド」というブランドの、ご当地レトルトカレー業界での立ち位置が見える感があります。
セイコーマートのバイヤーさんまで来てた!挨拶した。興奮した。
大好きですセイコーマート。
出店していた宮崎のばあちゃん本舗にもお邪魔できました。
宮崎、行きたいなあ。ばあちゃん本舗さんやルウ王子と何かビジネスでジョインしようねえと何度もお話しして来ましたからね。コロナ、憎し!
ロボットウェイトレス(例の配膳ロボット)も稼働してました。チャーハンロボもなんかすごかった。
色々刺激をもらったなあ。
冷凍自販機「ど冷えもん」を扱う(株)丸山製麺のブースも見学。「もしご自宅まで持ち帰りが可能な時間でしたら」と(冷凍ですから)自販機から通常営業のやり方での販売シーンを見せてくださり、「AFURI 柚子塩らーめん」一食分をプレゼントしていただきました。
ウォッチを続けて来た冷凍自販機、この体験があって、そのあと「カレと。Men」の清水さん(竈の清水さん、が正解か)に紹介をいただいて「ど冷えもん」のトップセラーの社長を紹介いただき、どんどん冷凍自販機のビジネスに気が行っている最近のわたしです。