カレーですよ4828(四街道 デシカナ)バングラデシュのビリヤニ。

千葉、四街道あたり。 たしかこのへんに以前立ち寄った店があると記憶していました。名前、なんだったっけか。思い出した。アリアンといったはず。

 

 

カレーですよ。

 

 

ジャンルで言えば中東料理メインのハラールレストランという記憶でした。昔のブログを読み返したら2016年に行っているみたい。当時のブログの写真では看板にアフガン、トルコ、ペルシア、インドとありました。

果たして、お店はあったんですが外観のイメージがずいぶん変わっていました。それはいいんだけどね、閉まってる。蔓延防止関係みたいだねえ。

それで、その並びがずいぶん賑やかになってます。ハラールフードのマーケットやベンガル料理の幟がはためく賑やかぶり。

アリアンとは別のジャンルの店ができたようです。看板には

 

「デシカナ」

 

とありました。

 

店の人にベンガル料理の幟を指差して「インディアンベンガル?バングラデシュ?」と聞くとどうやらバングラデシュのよう。なるほどなるほど。とにかくハラールレストランなのは間違いなさそうだね。

注文。

 

「マトンビリヤニセット」

 

にしました。これがね、上出来だったのです。ビリヤニ、ライタ、マンゴーピックル、ドリンクというセットの構成です。

ビリヤニが大変うまい。辛口ドライ、ではなくて何処かからほんのり甘味がくるのがいい感じです。レーズンからと肉からのようだねえ。ドライナッツやレーズンを入れるのは中東料理っぽくて好みです。大きめの、炊き込みの時に入れたであろう柑橘系の果実の切り身もみえます。

マトンの肉の扱いが実に上手いんですよ。安い言い回しだけどね、コンビーフ的なスジと脂身を合わせたあの感じの匂いと味を思い出します。それを3倍美味くしたような感じとでもいいましょうか。マトンのデカ肉かな、と思ったやつ。ごはんの上に乗る平なかたまりははコフタでした。ベンガルハンバーグとでも言えよう代物で、ちょいともそっとする感じがまたいい。うまい。いいねえ。

 

ライタがずいぶん旨かったのが印象に残りました。塩加減よくタマネギのみじんサイズと食感も楽しく、100点だなんこれ。

付け合わせのにんじんはマンゴーピックルを刻んで乗せてあります。マスタードオイルが強いんですが、混ぜればそれもまたいい感じ。白い短冊はしょうが。良いアクセントで爽やか、アキが来ないで食べ切るためのキーになるものでこれまたよい。しかしなんで別添えなのかな。

サービスで追加してくれたゆで卵のマサラがけが、これ、異常にうまい。素晴らしい。あまじょっぱい味付けで、日本人の舌にズバリ突き刺さるやつです。ああ〜これはなんだうますぎる。

当然コーラ選択で、間違いなくやっぱりコーラがいいわけです。堪能、堪能。

かなり楽しめる、うまいビリヤニセットでありました。

写真のリキシャーの模型を見て理解。うん、これがあるのでインドベンガルではなくバングラデシュなのだね。

 

お店が謎めいた間取りでね、向かって左の角がハラール食材ショップ、右がレストランデシカナ本体でキッチンとカウンターがあります。真ん中がその両方の要素が入っていて、テーブル席と物販の棚。真ん中とレストランには壁があって壁を挟んで席がどちらにもあるんですよ。思うに3店舗に分かれていた店舗をぶち抜き、抜かなかった壁が真ん中と右の間に残っていて、というような感じかなあ。たいへんおもしろいです。

デシカナとアリアンのあいだにもベンガルスーべニールショップ的なものがあるようで、入り口を覗くと温蔵ショーケースにパックに入った弁当が売っています。

ああきになるなあ。そして切り分けがどうにもむずかしい。

 

写真を撮りきらなかったので、もう一度明るい時間帯に行って色々聞いてみましょうか。