カレーですよ4746(幕張 マイカリー食堂 幕張インター店)チーズと野菜の誘惑。

少し前に松屋で展開していた「ラタトゥイユカレー」はなかなか気に入っていたんです。あいにくチャンスがなくて一度食べただけで終わりましたが、いい印象が残っています。

 

 

カレーですよ。

 

 

深夜の空腹を抱えた下道の京葉道路、千葉からの帰り道。ちょうどいいなあ。幕張であそこ寄ろう。あの複合店。

幕張インターそばにある松屋フーズの複合店。

この店舗はちょいとややこしくて、松屋フーズの総力を結集したような3ブランド合体店舗なんですね。牛めしの松屋、とんかつの松のや、マイカリー食堂というなかなかにうれしいラインナップ。そんなわけで、

 

「マイカリー食堂 幕張インター店」

 

です。

 

店舗、ホール、キッチンは店舗としては1つなんですが、店頭の看板、それと券売機の画面構成で3店舗が揃ったというイメージを作り出していて、なかなかに巧みです。

それぞれのお店のメニューが同じ券売機、同じテーブルで楽しめるという利便性はなかなか便利でいいよね。

マイカリー食堂の券売機のメニューに「ラタトゥイユカレー」がありました。うん、松屋ではなくてマイカリー食堂の券売機です。そうか、松屋は終わったけどマイカリー食堂にはあるのか。なんかいつもと逆な感じです。これ幸いと「ラタトゥイユカレー」のバリエーション、

 

「チーズラタトゥイユカレー」

 

を購入。

サラダが欲しかったので松屋の「生野菜」も注文です。ここにはうれしいことにとんかつの「松のや」だけで出しているドレッシング、にんじんドレッシングがあるので野菜はぜひ食べたい、というわけです。

ラタトゥイカレー、やはりなかなか良いねえ。

ラタトゥイユを名乗るだけあって野菜の存在感がちゃんとあっていいな。ズッキーニとかパプリカなど入っていてラタトゥイユらしさにこだわっています。パプリカなど肉厚で食感良くて食べ応えに寄与しているんじゃないかしら。野菜だけで構成してありますが、カレーソース、例によって松屋スタイルでニンニクのパンチが強烈。負けじとチーズもなかなか強烈な存在感を出してくるんです。

チーズ、とろけるけどちぎれないぞ(笑)。箸などないと往生するかもしれません。それがあってかお箸ははじめからついてきました。チーズのためかしら、いやちがうかな。

辛さは券売機で購入時に調整可能になってます。辛口にするとよりパンチが効いてくる感じがあるね。ニンニクの強さとのバランスが出るのでこれに関しては辛さ調整、おすすめできます。

前にも書きましたが、松屋フーズという牛丼と定食の全国展開チェーンがお肉を入れないカレーを作ったというところに価値を感じます。肉なしで十分に満足できる味内容ということなんですよ。オプションでチキンも入れられるのがなんともまあ、仕方ないかという感もあるんだけどね。

「カレーライスは肉」というのは古い考え方です。とはいえ未だ2022年、日本全体を俯瞰するとカレーは未だお肉なのでありあます。そういうなかで、価格帯の安い全国チェーンで野菜カレーを出すというのは英断だと思うのです。

マイカリー食堂、昨年12月で100店舗を越えたそう。それはつまりカレーチェーンでゴーゴーカレーを抜いて第2位に躍り出たということです。急速な出店には既存の牛丼店に業態をプラスした複合店を増やした結果だと思われます。投資額を抑えてなおかつ進みが早い、お客さんもメニュー数の増大は歓迎するだろうしね。オペレーションも範囲内の増大でおさえられるはず。スマートなやり方だよね。

 

おいしいカレーが食べられる場所が増えるのは大歓迎です。