最近、橋が好きなことを自分で気がついて、橋のことを書いてます。なんだそれ(笑)
奥多摩にある橋なんですが、吊り橋です。吊り橋、すごいよね。ちょっとこわいよね。惣岳渓谷の深い谷上に架かる長さ67.15 mある奥多摩町で最も長い吊り橋が
「しだくら橋」
です。
江戸時代の旧青梅街道=奥多摩むかし道(JR奥多摩駅〜奥多摩湖)上にあります。
この道がね、なかなかすごい。本気で細く険しく、昔からたびたび馬が谷底に落ちる事故もあったそうです。供養塚がありました。うん、さもありなん。自分で通るとよくわかります(怖)この険しい道上にも小さな集落があっていまも人が住んでいたりするのがすごいなあ。
昔から度々の多摩川氾濫により谷の上流から押し流された巨岩が渓谷の所々に奇景を作り出しててすごいんですよ。ちょっと足がすくみます。「惣岳の荒」など呼ばれているそうです。
昔は、つまり森林鉄道や林道整備前ということだろうね。木材の筏輸送も行われていたそうて、いろいろ知識を入れてからいくと楽しいですね。
橋上から川面までの高さは約29メートル。吊り橋は安全上2名以上の渡橋は制限される旨貼り紙がありました。荒々しくも美しい惣岳渓谷の様を姿を見下ろすことができます。ちょっとおしりがふわふわしてむずむずしてうむうむ、やっぱりこわい。
クルマで入り込むと軽自動車が精一杯、対向車とのすれ違いは完全に不可能で所々にある(多くはないよ)幅が少し広い場所まで後退することになります。
崖下に落ちればおそらく命はないでしょう。本気ですごいとこです。
ちょっと調べると面白い情報を目にしました。
このしだくら橋、「帰ってきたウルトラマン」と「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」などでロケ地になっているんですよ。へぇ〜。わたし、アニメーションと特撮は子供時代からずっと好きなまんまですが、そうか、こんな場所で。特に「帰ってきたウルトラマン」で3回ほどつかわれているようで興味ぶかいですね。
たしかに都内でこのロケーションなら撮影に使うのにとても良いかも。とはいえ機材車などここまで入れるの、なかなか慎重にやらねばならないでしょう。
みなさんこわかったんじゃないかなあ。