結構前になりましたが、上野毛戸社長から、伊勢から重たい荷物が届きました。梱包を解いて驚いたんだよね。レトルトカレーが3種類、30個!しかも伊勢醤油も大量に!豪快です。
カレーですよ。
嬉しさ、大きい。やっぱりなんだかんだ言っても量で来られると「食ってくれよな!」の想いが強く伝わるよねえ。ぐぐーっときます。伝わります。
そんな量、食べ切れるのかって?いやなになに、大したことはないよ。
わたしが食べ切るんじゃなくてね、もちろんいただくんですが、心あるわたしのカレー友たちにも食べてもらってたくさんのフィルターを介して感想を戻せばいいんです。そういうことです。
お醤油、美味しいんだよね。伊勢神宮に毎年奉納されるやつです。風味が豊かでふくよかなんですが、変に舌に残らないすっきり感も併せ持っていてこれは大したものです。実家の母や義理の母にも送ってあげようと思いました。
さて、そんなこんなでカレーです。牛、豚、鶏があるこのシリーズ。今日は鶏です。
薬膳シリーズ「いのちのたね」という新ラインナップで、監修を薬膳料理研究家のパン・ウェイさんが手がけていらっしゃいます。著書もたくさんお持ちの方でNHK「きょうの料理」でも活躍する料理研究家さん。
これは、
「いのちのたね 鶏肉の薬膳カレー」
さっそく温めてひと口。
あ、これもいい。おもしろい、おいしい。中華仕立て、というか薬膳仕立てでカレーに仕上げるとこういう感じになるのかあ。
まず香りがいいんですよ。鼻を抜ける感じの青い香り。カルダモンとかコリアンダー的な爽やかさ。そして舌に少し残る自然な甘味。柔らかめに仕上がった具材だがそれぞれにちゃんと食感の違いがわかるのもすごいですね。
具材、野菜ですが、同シリーズの「いのちのたね 豚肉の薬膳カレー」と同じく食感、体験に大きく寄与するほどたくさんの量を入れてあって、食べ応えも感じます。じゃがいもなど大きめのカットで嬉しくなるんだよ。けれど、おなかが変に張るようなおかしな油を使ったりしていないから安心で、心地よいものです。大きな種つきのナツメがアクセントになっていました。
辛さもあまり感じず辛さではなく香りで食べさせる感じ。穏やかないいものです。ああ、なんか、感心。
カレーという食べ物のイメージでいうと、強めで一定の味をずっと食べていくという印象があると思うんです。レトルトカレーなら尚更というところもあります。しかしこれは違う。食べ進むたびに強弱の変化があり、食感の違いがあるのです。うーん、いい感じに脳が刺激されるぞ。
味の個性としてもレベル高いものがあるし、まずは一度たべて確かめてほしいですね。
これはオリジナリティというものがあります。