奥多摩の橋を散策しています。吊り橋、多いんだよね。ここは、
「道所橋」
「しだくら橋」と同じく多摩川、惣岳渓谷の深い谷上に架かる橋です。
長さ45m。多摩川に架かる最上流の橋のようで、人のみ通行可能の吊り橋でした。 1976年製の鉄のフレームが無骨な作りの実用的吊り橋に見えます。カッコいいねえ。観光、風情ではなく質実剛健、機能のみ追求という痺れるスタイル。こういうのも好きですよ。頼れる感じです。でもこわいけど。
しだくら橋同様、江戸時代の旧青梅街道=奥多摩むかし道(JR奥多摩駅〜奥多摩湖)上にあります。道自体が細く険しく、たびたび馬が谷底に落ちる事故もあった道で、要注意です。
ハイキングの人も多いけど気をつけてね。
現在でもその険しさはは変わっておらず、クルマで入り込むと軽自動車が精一杯の道幅で、対向車とのすれ違いはおそらく完全に不可能。クルマはまずいです。(うっかり入って思い知り、以降自粛、安全第一)
所々にある(多くはない)幅が少し広い場所まで長い後退を強いられることになりますよ。崖下に落ちればおそらく命はないはずで。よい子はクルマでの訪問はしないよう。あきらかに薦められないです。
とはいえしだくら橋と同じく魅力的な橋で。
こちらにも吊り橋は安全上2名以上の渡橋は制限される旨貼り紙がありました。
渡る渡らないではなくて、見ていていいものだなあ、と思います。
安全第一。