カレーですよ4966(勝田台 南インド料理 葉菜)吉田シェフを訪ねて。

久しぶりになってしまったなあ。吉田シェフの料理を食べにやってきた勝田台。駅前にインド料理の店とベトナムの食材店ができていました。

 

 

カレーですよ。

 

 

ちらりと覗きながら店に向かいます。

千葉県八千代市勝田台。都賀、酒々井、四街道、佐倉という具合で割と千葉にいるタイミングも多かったのですが、

 

「南インド料理 葉菜」

 

にお邪魔できていなかった。痛恨の極みです。

理由は色々あるんだけどね。だいたい耳の具合という話だけどそれは割愛、それで同じような理由でここのところ稲毛の「シバ」、検見川の「シタール」にもお邪魔ができていないのです。これは由々しき事態。

吉田シェフのお店、勝田台の「南インド料理 葉菜」はシックな外観。春の日差し明るい外の眩しさと対照的な落ち着いた店内でいい気分です。久しぶだけどがホッとするな。奥様がわたしに気づいてくれて吉田シェフに耳打ち。厨房から笑いかけてくれました。

さて、オーダーは、

 

「ノンベジミールス」

 

あれれ(笑)

畑をやってらっしゃったりと野菜の求道者とも言える、吉田シェフの店でこのザマなわけですよ。いや、もちろんお肉の料理だってピカイチなんですが、ポークキーマの誘惑に負けたのですよ。普段わたしはあまり積極的にキーマカレーを頼まないのです。が。

キーマカレーってなかなかに難しいと思っています。うまいものと凡庸なものの乖離が大きいと感じているのよね。それで臆することも少なくない、というわけです。吉田シェフなら逆に間違いがないはずで、ありがたく注文させてもらうことに。

それとテーブルPOPにあったポタージュ。大根とあったのですが日替わりの黒板にはこの日は蕪とあります。ああ〜これはもちろん注文だな。

 

カブのポタージュ

うむ〜ん、これはうまい、滋味深い。これはグッサリとやられたという感じです、いやもう本当に美味しい。

蕪の穏やか且つ存在感ある風味、自分はいま生きて野菜を食べているぞ!という幸せを感じられます。いや、大袈裟じゃなくほんとうにそういう気分になったんだよ。やんわりしたあたりの柔らかさだけではなくパチンとスパイスが効いて目が覚めるのもいいし。少し冷めてくるとほんのり苦味が立ち上がりまた楽しい。これは絶対食べた方がいいやつです。

サンバル、特徴的で個性があるなあ。ただの野菜煮込みに終わらせていない楽しさがありました。豆であまりドロドロさせておらず、苦味と香りに春っぽさを感じます。

ラッサムは酸味に切れ味を感じるもの。なのにエッジィになりすぎないのが心地よい。うーん、どちらもおかわりをしたくなる味だよ。

ダールは変にコントラストを強くせずに穏やかで自然な豆の味がぐっと広がります。これは好みだ。

野菜のおかずはどれも秀逸で、特にヤーコンが食感、味共々とても良かったのです。和食の膳に乗っていてもおかしくない調味、食感で大変な美味しさ。ああ〜これもっと食べたい。

 

ポークキーマ

きちんと旨い素材を選んで、きちんと手をかけて、真面目に旨いものを作るとこうなる。うん、言わずと食べればそれがわかるお味。旨味強く、奥行き深く、そういうものが素直に舌から伝わってきてちょっとまいってしまうんですよ。惚れ惚れしてしまう。旨いなあ。

とにかく野菜が良くてね、野菜にこだわりがあるのがわかります。ダテに自分で畑やってるんじゃないよな。これでもか、と野菜で美味いものを出してきてくれます。

それとどの料理にも余計にならない小さな工夫や手間が見えるんです。ああ、真面目なのだなあとその取り組みが舌から伝わってくるのがわかります。

やっぱり吉田シェフのことが好きだなあ。少しおしゃべりできました。食の、インド料理の「ハレとケ」の話しなど頷かざるを得ない説得力。やってきた積み重ねがあるから頷かざるを得ないのだね。真面目で情熱的なのだよね。取り組みを見ればわかるもの。

帰り際、千葉界隈の四方山話になったのも楽しかったなあ。お互い面白い店、良い店の情報交換。こういうのもたまらない幸せ。

舌の確かな人に色々教わるのは快感ってもんがあります。