おやっと思ったこの看板。吉祥寺や西荻窪で見たことあるぞ、この名前。
カレーですよ。
それにしてはあちらほど尖っていない、、かな。吉祥寺のあの店はインテリアの会社がやってて本当にかっこいいんです。初めていった時は驚いたもんなあ。とはいえここもネパールレストラン標準から見たら結構オシャレな店内外なのですよ。
サジロはネパールの言葉でコンフォートとかそういう意味なのでもちろん他のネパール料理店がその名を冠していてもおかしくないわけです。それはともかく、腹が減ったな。
そんなことを思いつつ、このお店、
「Sajilo Dining & Bar」
に入りました。
ちょっと気になる、面白いポイントがもう一つあったよ。敷地がワークマンの真横なんです。横並びになっていて駐車場を共有しているような状態です。駐車場はもちろん分けてあるのですけどね。でもワークマンとの合体店みたいな感じがあるねえ。なんだか通う動機を大きく付加された気分なんであります。もちろん食べ終わってからお隣を覗きに入ったのはいうまでもないわけで。しかも買い物をしてしまったよ。
さて、注文。
いくつかあるセットの中から
「2種のカレーセット」
としました。
カレーが選べるので日替わりと野菜カレーを頼んだんですが、遅い時間で品切れがあったようでチキンカレーと野菜カレーとなりました。
野菜カレー
ブロッコリーやカボチャ、じゃがいもなどが入ったクリーミートマトカレー。なかなかいい感じ、悪くないぞこれ。
チキンカレー
酸味と甘味がバランス良いもの。日本人が好きなバターチキンカレーとニアな感じでとても正しい。これでいいんです。
どちらもスタンダードな、いわゆるインネパを丁寧に作るとこうなるか、という仕上がりでした。なかなか良い、美味しい。いいんじゃないかなあ。両方とも似た印象のグレイヴィでしたがいいと思います。みんながすきな味だもんね。
タマネギアチャールはこれ、特筆。とてもいいのです。思わずアチャール丼にしてみたくなるんだよ。ちょっと細かめに刻んで水が出た感じに仕上げたあるのと、多分フレッシュトマトとレモンかな。ちょっと凝った感じでね。アチャールではなくてチャトニ、かな。その方が正解か。
チャイはクローブ強めでこれも個性があります。お皿とカップの間にナプキンを挟むなど気遣いが見えるのもいいよなあ。
コクと旨みに振った日本人好みのスチュータイプのカレーと、スパイス、ハーブアンドアロマな感じの鮮やかなタマネギアチャールという組み合わせ、良いものです。満足です。
インテリア、盛り付け、サービスなど現代的でモダンな息吹きを感じました。ホールのにいさんに聞くとどうやら吉祥寺とは関係なさそうな様子。でもさ、「サジロ=コンフォート」であったことは間違い無いです。快適だった。
ご近所の諸兄、通って損がないお店だよ。