カレーですよ4975(柏 中華大島)常磐線の旅。その1

上野から電車に乗りました。常磐線で居眠りをしていたら柏につきました。目を覚ますとちょうど柏だったんだよね。メガネを外していたんですが、目をこすってメガネをかけ直している間も電車の扉は閉じない。お、少し停車時間があるようだね。よし、じゃあと咄嗟に立ち上がり、ホームに降り立ちます。

特に行き先のない移動だもんね、上野駅でもぶらぶらしてヘッドマークの展示とかパンダのでっかいぬいぐるみとか眺めてたし。だから思いつきでどこで降りようが構わないのです。

そして。柏とくれば、

 

 

カレーですよ。

 

 

ボンベイの本拠地なのであります、柏。カシミールタウン柏、と呼んでもいいでしょう。なのでボンベイのメニュー派生のカレーを持つカレー店もいろいろとあるらしいんです。「かしわカレー図鑑」の波木編集長から教えていただきました。

とにかくボンベイ以外で柏でカレーを食べるなら、と決めていた、

 

「中華大島」

 

へ向かうことにします。どうもずっとチャンスがなかったんだよね。雨であったけどものともせず、現着。

聞きしに勝るおそろしい外観なのです。あの赤い天蓋の惨状は見るものに強い恐怖を与えます。わたしも写真を見ていつも怯えていました。

が、冷静に見るとテントが破れてたれているだけで、ボロボロの店ではまったくなく、普通なんだよ。普通に昭和的飲食店で、少し前にリニューアルもあったそうで、店内落ち着いた雰囲気です。なにもこわいことはないよ。なるほどそういうことなのか。

そうそう、看板のラーメン、ギョーザ、定食は休止中。カレーのみのメニュー構成です。

さてそういうわけでカレーです。

メニューは勝手知ったる、、、ではなかったよ。カシミール、インド、チキンあたりはデリーD.N.A.を持つレストランでご存知のラインナップです。イチオシとしてメニュー写真がひときわ大きいのが、

 

「シャヒジャルカレー」

 

これははデリーD.N.A.店でははじめて聞く名前だな。

しかしパッとみてピンとくるわけです。これだな。わたしはこれを選択する以外ない。そりゃあそうだ。なぜってこれは「コルマ」だから。

シャヒジャルカレーだけどコルマ。これのルーツはコルマであろうことがその説明やビジュアルからも窺えます。これだ、これだな。

やってきた「シャヒジャルカレー」、まずは肉がでかい、旨いんです。ポークの塊が3つほど入るんですが大変なおいしさ。これはいいな。ジャガイモが入るのもセオリー通り。納得、満足が込み上げます。

カレーソースは焙煎で黒光りしています。甘みというより旨味が上手に引き出されており、こりゃあ悪くない。いや、良いと言い直したい。とても良いです。

コルマのスタイルのカレーの中にはちょいと甘さが過ぎるものもたまにあるんです。これはちょうど良いね。上野よりも甘味が控えられるのは焙煎の深度か、それともタマネギ自体の違いか。いや、波木さんからたしか聞いたことがあるぞ。中華スープを加えているらしいのです。多分そのバランスでコルマではなく、中華大島の「シャヒジャルカレー」として成立しているのだね。これは大変良いカレー。

タマネギといえばテーブルのタマネギピクルスもいいものです。カレーに混ぜてやると変化が出て楽しい。これもいいもの、いいぞ、いいぞ。

 

実はおもしろ話しがあるんです。おもしろいっていうか、なにやってんだ的な。

わたし、どうやらぼーっとしていたようです。どうも上野というか、新川で食べている気分だったのかもしれない。いや、新川はシュレッドチーズだけどさ。

何を思ったのかわたし、タマネギピクルスをごはんの皿の端に載せた後に砂糖を少量、粉チーズという認識でごはんに振りかけたのであるよ。なんでだ、あたし?なんということか!大丈夫か!

自分で自分を訝しむくらいの謎ミスです。そもそも18きっぷでぶらぶら適当に、とかの時点で緊張感なしだもんね。スゲーぼーっとしてたってことか。

言い訳をするとね、砂糖が黄色っぽく見えたのです。カレーをかけて途中まで食べ進んでおやっ!と驚くわけですよ(まだ気が付いていない)。甘さで舌が喜んでいるぞ。なんだこれここだけ甘いぞ。しかしなぜ唐突に砂糖的な甘さが、、、で、正気に戻りました。砂糖的な甘さじゃないってば。砂糖だってば。ああ、これコーヒーの砂糖か、そうか。なにをやっているんだろう、あたしは。

ところがね悪くないんであるよ、砂糖(こそっ)。誰にも全然おすすめはしないけど、絶対おすすめはしないけど、ほんのほんの少量、砂糖を入れるのはアリかもしれないと思っちゃいました。悪魔の囁きです。わたしは料理の砂糖否定派ではありません。なにを胸を張ってそんなことを宣言しているのだ、という話しなんですが。

そんなうっかりもあったりで中華大島、「シャヒジャルカレー」、大いに楽しみました。次はカシミールを行ってみよう。

 

前、波木さんがとある集まりの時に持ってきたデカ袋のカシミールが美味しかったんだよね。中華大島のものじゃあなかったはずなんだけど、あの感じで少し辛さが抑えめのカシミールなんじゃないかと想像しているんです。