カレーですよ4982(春日部 華麗屋 ラホール)ラホールの謎。

「ラホール」の名前のカレー専門店。秋葉原店、外神田店、御徒町店。この3店舗はよく知っています。野川グループというゴルフの打ちっぱなし練習場や車の販売や買取なども行う会社が運営していることをホームページで知りました。

 

 

カレーですよ。

 

 

ホームページでは通販もやっているようで、例の日本風カレーとインド風カレーは業務用の3キロパックが購入できてしまうんです。多分お店と同じものなのではないかと睨んでいます。それ以外にレギュラーサイズの一人前のブラックカレー、日本カレー、インドカレーのレトルトも販売しているので手軽に楽しむこともできます。あたし個人的にはブラックカレーの3キロが欲しいところですな。

以前からの疑問なのですが、

 

「ラホール」

 

というカレーと洋食のお店、現在は一体どこにどれくらいあるのかしら。

本所吾妻橋は「キッチンアンドカレー ニューラホール」があります。「ニューラホール竹町店」は新御徒町を清洲橋通り沿いにしばらく歩くとあります。西新橋にも「ラホール西新橋店」というのも知ってます。

北関東にもあるんです。茨城・鴻巣のラホール。食べに行ったよ。なぜかインターネットではラ・ホールなどイタリア風なのかフランス風なのか、そのように表記してあるんですが(そのため検索では見つかりづらいかもしれないな)間違いなくあの味の料理が出てきます。看板は英文字でLAHOREとなっていました。カタカナ表記のラホールも見えます。自分で撮った写真を見て確認してます。

秋葉原、外神田、御徒町、本所吾妻橋、竹町、西新橋、鴻巣。そして今日出かけて発見した春日部の華麗屋ラホール。

わたしが知っている、あの味のカレーが出てくる「ラホール」の名前の店は知る限りではこの8店。他にもあるのだろうか。ずいぶん昔になくなってしまったんですが、靖国通り沿い、東神田一丁目のガソリンスタンド並びにあったラホールにはずいぶんよく通ったもんです。オートバイで通った記憶があるのでかれこれ30年以上前ではないかと考えています。

さて、ここは埼玉春日部、クレヨンしんちゃんタウン。名誉市民である野川家の人々が暮らす町です。駅前にはあの「サトーココノカドー」がそびえ立ちます。その目の前にあるのが、

 

「華麗屋ラホール」

 

です。感じのいいお父さんとお母さんが二人三脚でお店を回しています。常連さんたちがリラックスしてカレーを食べてます。

メニューは典型的なラホールメニューで、カレーソースは2種となっていました。

ラホールはいくつかの特徴、お店による違いが見られるんです。

基本は洋食店のメニューを幅広く持つカレー専門店、ということでハンバーグやフライ類、生姜焼き等がラインナップされているんですが、かっちりした決まり事としてのレシピはないみたいで、各店の裁量に任されているように見受けられます。

一番の違いはカレーソースの種類。扱いが2種の店と3種の店があるんですよ。ブラックカレーの扱いがある店とない店ということ。ここ、春日部のお店にはブラックカレーはメニューに載らず、日本風カレーとインド風カレーの2種から選ぶことになります。辛さも調整できるよ。

我が春日部「華麗屋ラホール」は洋食メニューの大充実が特徴となっています。それとデカ盛りメニューも用意されるのが強いカラーとなっており、そちら方面でも名前がよく出るみたいですよ。デカ盛り関係のリサーチをする諸兄の情熱は大きなものを感じます。素晴らしいな。

わたしはこの日、

 

「インド風カリー スタミナ焼き&ハンバーグ 」

 

としました。

カレー、辛口にしたんですがなかなか辛い。頭から汗が噴き出ますけど、とはいえすぐに慣れるんだよね。ラホールのこれはいつでもそんな感じ。そしてやっぱりこの味、好みなんであるよ。

ハンバーグがいいんです。目の細かめ挽肉をふわりとさせてあってローレルの香りふんわり。いいものだねこれは。トマト系ソースがかかるのもいいね。

そしてスタミナ焼きが良かったのです。甘あじ系の炒め煮で仕上げた生姜焼きという風情。くたくたに煮込まれたタマネギが大量に乗ってきます。この甘いタマネギを汁と一緒に辛いカレーに混ぜてやって食べるんだよね。いやこれ、必ず試して欲しいんです。大変なうまさ。大変な満足。いけるなあこれは。

夕方の早い時間に訪れましたがわたしが食べ終わる頃にはどんどんお客さんが入ってきていました。みんなが大事に思う、町の洋食店。そういう空気があります。

 

いやしかし、どうもラホールの全体像が見えないな。少し腰を据えて調べてみるかなあ。

しかしこの系譜を遡るとカシミール問題というのが立ちはだかるわけです。ラホールのブラックはプアマンズカシミールとも例えられます。(元の言葉にMG-B GTをしてプアマンズアストンという例えがあるんだよ)すべてを見渡すとなれば祖であるデリーから、もしくはデリーまで。

 

これは大変、いや、おら、ワクワクすっぞ。