千葉、鴨川の里山地区、いわゆる「山ん中」的な場所でちょいといい感じのカゴを見つけて買ってきました。あ、たぶん有楽町とか渋谷とかそういうところでも買えると思います。でもね。
千葉、鴨川に、
「千葉県鴨川市総合交流ターミナル 里のMUJI みんなみの里」
という施設があります。施設、というか、簡単、雑に説明すると道の駅的な無印良品。そんな感じです。
じつはもともとあった鴨川市の施設「みんなみの里」という元の名前が残してあるここ。農産直売所だったり交流施設だったりしたものでした。
「道の駅」激戦区である安房地域において、なかなか動員が難しい中、偶然良品計画の社員が鴨川市に移住したことをきっかけとして「無印良品」のこだわる「地域の暮らしに役に立つ」という部分や大量消費へのアンチテーゼなどの根幹の想いが重なって現在の形になったそうです。
鴨川市のNPO団体と良品計画で共同運営する里山保全活動「鴨川里山トラスト」のなかでのコラボレーション。面白いストーリーだね。
MUJIカフェが併設されていたりそこにカレーがあったり地元農産物の直売などあって、あたし的になかなか気に入っている場所なのです。
そんな場所でこんな籠を見てしまうとなにかいろいろと繋がりを感じてしまい、そりゃあ欲しくなってしまうというもの。「ウォーターヒヤシンス収納用品」というシリーズの、
「ウォーターヒヤシンス 持ち手付 オーバル バスケット 小」
を買い求めました。
消費税込みで1,490円。お値段も手軽で、縁が低い取手つきの籠なので底にあるものがよく見え、すぐ取れて使い出がいいんです。
持ち手はちょっと大きい手の人でないと掴みづらいかな(どちらかというとハンドバッグではなく収納籠なのだと思う)。でもハンドル2本を何かテープや麻紐で巻いて幅を狭めてやれば使いやすくなるんじゃないかしら。なんでもちょっと工夫することと、運用を考えることだよねえ。そうやって自分の好きなものをより自分に引き寄せて使うのが楽しいです。
これ、大人の男性がぶらさげてもなかなか悪くないんじゃないかしら、と思っています。
なんでもべトナム南部、メコン川で収穫した自然繁茂しているウォーターヒヤシンスの茎を材料とし現地職人が手編みしているそう。なるほど、そのストーリーも魅力的ね。
クルマに乗せておいて、SAや道の駅で車を離れるときに財布、電話、ハンカチやらエコバッグ等の手回り道具を入れて使おうと思っています。車内でそういうものまとめておいておける定位置としてもいいと思ったんだよね。ひとりで出かけることが多いのでシートベルトで助手席に固定しておくと便利で気に入りました。
なんとなく、なんですが、少し前にやっとの思いで手に入れた「HIGHWAY / 南国灰道倶楽部」レーベルの「CAR FLOWER VASE / 一輪挿し」、とリンクしている感があったのも手に入れた理由。
少し落ち着いたクルマの運転を心がけたいな、という思いから、です。ちょっと女子っぽい車内になっちゃうか。まあいいか。
わたしにとってのクルマでの移動はリラックスのため。リラックスが目的だから、行き先がないドライブも多いです。リラックスが目的だからクルマの少ない山の中や深夜のドライブが多いです。そんな中で、昼間の都市部や渋滞の高速道路など、リラックス環境が叶わぬドライブの時の心の拠り所にしようと思ったんです。クルマの中の空気をもう少し柔らかい感じにしたかったから。
穏やかに行こう。穏やかに行きたい。