カレーですよ5041(富士吉田 ヤムカフェ)カフェでひといきクンパッポン。

カレーの前にカレーだよ!なにやってんだ、あたしは。

 

 

カレーですよ。

 

 

ワケもあれば事情もある。そんな言い訳をするんですが、まあ、カレーが食べたいんです。端から見ればカレーの前にカレー食ってる、、、そう見えるよねっていうか、そうなんだけど。少しつらいけどもう慣れたよ。いや、ちがうの。1食にしておきたい、腹がいっぱいでつらいという話ではないの。ちょっと恥ずかしいという意味なの(笑)。

取材でやってきた富士吉田。遠方なのでミスのないようにかなり余裕を持ってやってきましたが、案の定、いろいろとズレも出てきて時間がなかなか難しくなってきます。しかしカレーは食べるのです。いや、このあとも取材でカレーなんだけどさ。

気が付いていなかったお店がありました。富士吉田界隈、結構きててチェックかかしてないつもりなんだけどな。でも新しい知らなかったお店発見するとやっぱりうれしい。

 

「ヤムカフェ」

 

タイ料理の食べられるカフェみたいです。界隈ではタイ料理は少数派だと感じます。あんまりタイ料理は多くないよなあ。

いつの頃からか日本、タイ料理店の数をインド料理店が逆転した感があります。タイ料理のブームで大いに増えたタイレストランですが、その後インド料理のレストラン、主にインネパと言われるお店が急増して少し状況が変わったと感じているんです。

それはさておきインネパ店がまだ至っていないのがカフェメシメニューでの定番化。タイカレーやガパオ炒めなどカフェのメニューに載っていることも多くなりました。インド勢はまだまだ多数派にはなってないかな、カフェにおいては。バターチキンとキーマカレーとかね。流行りの順番でそうなったとも言えるのかもだけどね。

さて、そんなタイ料理を出してくれるカフェを見つけて入ってみたんですが、出てきた料理は本物でした。

注文を終え、しばらくすると鍋がガチガチなる音が厨房から聞こえてくるんです。おっとおもわされます。こういうのはやはり期待してしまうよね。鍋を振るガチガチという音、おたまが鍋をこする音。それが静かになるといい匂いがパーッと広がって、どうやらわたしの注文、

 

「クンパッポンカリー」

 

が完成した様子。

やってきた「クンパッポンカリー」はエビがちゃんとぷりりとしています。お、これは。

卵とじ部分も単純にあまじょっぱくしてなくて(そういうのは多い)たまごのまろやかさとふくよかさで味を決めてる感じがとてもいい。おいしいです。

サラダもきっちりと美味しいものを出してくれました。葉っぱがピンとしていてドレッシングもいい。センミーとかを揚げたものなのかしら、パリッとした揚げ麺がトッピングしてあってこれも良い、楽しい。いいねえ。

クルワンポーンがテーブルにあるのが正しくもうれしいわけですが、特筆したいことが一つ。

ナンプラーがちゃんとプリックナンプラーになっているんだよ。これはとてもうれしいなあ。ただのナンプラーが置いてあるお店もあって、そういうときちょっとがっかりするんだよね。やっぱり辛くて自家製のやつが好きです。

わたしは自家製プリックナンプラーの洗礼を当時高井戸にあった「ピキヌー」で覚えました。いまだにあそこの自家製プリックナンプラーは絶品だと思ってます。昔は買って帰れたんだけど今はやっていないようで残念なんだよね。

とにかく満足。快適で洒落た店内もいいし店の女性の丁寧な対応も好感が持てました。

リラックスできるいい空気が富士の麓にあったよ。またこようね。