たまたま通りかかった原宿駅前、竹下通り入り口。パーキングメーターが奇跡的にひとつ空いていたんです。うむ!これは見逃す手はないね。久しぶりにいきましょう。
カレーですよ。
茹だるようなものすごい暑さの東京。ちょっとクルマから出るのを躊躇するような熱気と湿度。35℃を越える暑さ、、、ではあったんですが、これまた時間帯とタイミングが良かったようで名物の行列もなく、ほっとしつつ着席。
切れ目の時間であったようす。
「みのりんご」
久しぶりだなあ。
わたしがが知っている時代、仕事でここらへんにいた時代とは空気は少し変わっていますが、それでもやはり竹下通り、あの狭い路地は盛り上がっているようで、ちょっとうれしくなります。
その盛り上がりと共にここ「みのりんご」もずっと繁盛中。
「ポークカレー」
を注文したんですが、ひと口目であっと思って手が止まってしまった。
そうか、うっかりしていたよ。みのりんごのポーク、こんなによかったんだっけか。いや、よかったよ、昔からずっと良かったんだよ。そうだった。思い出した。
きっちりスパイシーでぐりっと辛くて、でも旨み強くて、それでさらさら仕立て。肉なんて骨付きのデカいの(!)が2本ともうすこし入っていて。しかもこれまたえらく旨いんだよな。
2010年創業ではや13年。全く古びていない味、いや、この味にやっと世間のカレーへの感覚が追いついてきた感じのスパイス使い。
うむむ、うーむ。こりゃうまいよなあ。わかっているはずだったんですが、本当にいい。お値段も今やリーズナブルと言える千円札一枚ですもん。伊達に開店からここまで、原宿竹下通りの並びで行列作り続けているのではない良カレーというわけです。目が覚める思いだな。
近所で働く人たちの心の支えになってるんじゃないかなあ、この味は。わたしが原宿や千駄ヶ谷のあたりで仕事をしていた頃、みのりんごの創業よりずっと前のことですが、やっぱり会社のそばにあったカレー店、「マンドッグ」だったっけかな。あと今もある「あかね」。仕事に押しつぶされそうになりながら、そこのカレーだけを頼りに日々を過ごしていた頃を思い出します。うまいもの食うと、きつくて苦しいけど、なんとかやっていこうという気になるものだよね。助けられる。
風間さんにまたお会いしてお話を聞きたくなるなあ。ゴルフの合間におしゃべりの時間、ください。
あ、ど冷えもん導入されてたなあ。