アストロプロダクツの一番近い店は市川のコルトンプラザ。しかし週末はコルトンプラザ、混雑必至と思われます。人が多い場所が苦手なので別の店に行こう。環七沿いの足立店にしよう。
カレーですよ。
アウトドアユースができるアイテムも多いメカニックツールショップのアストロプロダクツ。ちょこちょこ覗きに行っています。で、この日はお目当てのものを見に行ったんだけどちょいとイメージと違ったためパス。さて、カレーどうしようかな。
探し出したのが足立区梅田。東武伊勢崎線の五反野と西新井の間あたりにあるお店、
「TOS CURRY」
です。これかすごく良かったの。
お店は内装、外装とも黒基調。バーの雰囲気があるかしらね。
とはいえ昼間は窓から日が差し込んで穏やか、明るい雰囲気です。
ご店主が気さくな感じで好感が持てますねえ。常連さんとのおしゃべりが楽しそうです。
さあカレーだよ。選んだカレーは日替わりなのか、週替わりかな、気まぐれカレーとメニューにあります。その気まぐれカレー、
「魯肉飯カレー」
を注文。存外に良いものが出てきて参ったのでした。
カレーソースはクリーミーでちょい欧風より。手間をかけてあるのがわかります。ガッチリスパイシーなんですが辛い方に振っていない。あくまで香り、風味でスパイシー。舌の方は旨みと甘さで、まさに「甘やかしてもらっている」感があります。こういうの、好きなんであるよ。しあわせです。
そえられたパウダーはウーシャンフェンかな。オリエンタルマシマシであるよ。これもいい、たまらない。
そして魯肉。これがまたね、えらく旨い。甘じょっぱく、ウーシャンフェンの香り高く、よくできていて旨くってニヤニヤしてしまいます。こういうのが好きなの、こういうのがさってね、隣の人に言いたくなるような味。大変に好みなのです。
魯肉ウマあまでね、カレーソースも甘さの土台からの組み立てなんですが魯肉を食べてからカレーソースに戻ってみると甘さより旨みが勝っているとわかります。そうかあ、おもしろいなあ。この交互の行き来がとても楽しくてね。どうにもこうにも止まらなくなって夢中で食べ終わってしまいました。あっというまだあ。
御店主に帰り際、美味かった旨をお伝えしました。喜んでくださった。美味いものを食ったら作った人にその事をきちんと伝えねばいけないよね。それがあっての料理人のひとたちのモチベーションの継続だし、めぐりめぐってわたしたちに美味いものがまた帰ってくる循環なのです。
昔、料理の現場にいたのでそれ、すごく思うのです。