カレーですよ5165(神田駿河台下 エチオピア)百人百様、エチオピアスタイル。

エチオピアは定期的に行きたくなります。誰に言われるでもなく何を見るではなくただもう行きたくなるんです。とはいえ外からの情報で行きたくなることも多くてね。

 

 

カレーですよ。

 

 

この日はわたしと同じくエチオピア定期投稿がある、大久保の「spicy curry 魯珈」齋藤店主のInstagramをみて腰が上がりました。ああ、行こう。この写真見たらもう、行くしかないぞ。

では、さてどうしよう。本店に行くか。本店がいいな。なじみの席があるもんね。

 

「カリーライス専門店 エチオピア本店」

 

行きましょう。

本店、週末の16時。まあ悪くない時間だと思ったんです。つまり混雑具合について行けるんじゃないかなあ、という時間帯を選らんだということなんですが。それでも週末のエチオピアはこの時間でも短い行列があるんです。大したものだなあ。

とはいえ並んでいるのは「休みの日にエチオピアに来る人々」なわけですよ。2階を知らぬか。そうなのか。いやだって皆さん、2階に行列ないじゃない。ちょいと階段を上がり中を覗けばればすぐに二人掛けの小さな壁際のテーブル席が空きました。ここなら罪悪感も少ないです(席的に、行列的に)。

 

「ビーフ+野菜カレー 3倍+アチャール」

 

としてみたよ。

ちょいと喉の調子がすぐれないのでいつもうよりひとつ分辛さを落としてみました。だいたいいつも3~5倍くらいがわたしにはちょうどいいのです。

まずはジャガイモが出てきて、つづいてアチャールが出てきて。ここでグッと我慢してスプーンには手を出さず。

さあ、カレーがやってきました。ここで初めて手を動かすのですよ。

じゃがいもを3切れほどに刻み、カレーに放り込みます。アチャールもごはんの上にカトリから半分ほど広げてやって。福神漬けも抜かりなく乗せて。これで「わたしのエチオピア」が完成、です。「ぼくのかんがえたさいきょうのえちおぴあ」であるとも言えるな。

いつも通りに気持ちと舌に響く味です。ああ、おいしい。

いつも通り頭のてっぺん、つむじあたりから汗が流れます。

思うに「エチオピア」は同じであってひとつと同じ皿がないのではないか、と思っているんですよ。からさ、合わせる薬味と追加アイテム。食べ方の流儀とじゃがいもおかわりなどそのやり方は星の数。皆さん自分だけの流儀や決め事を持って店に来ているんだろうなあ、と想像します。

自分の好きにすればいい、人のスタイルに文句をいわない。

百人百様、ただそれだけ、たったそれだけなのです。