ちょっと賞味期限を越えてしまったレトルトカレーの、年末の棚卸しをしております。
カレーですよ。
自分の机には背の高い作りつけの棚が備わっています。天井近くに貼る2段の棚はほぼぴたりとレトルトカレーが収まるサイズでここにメーカー様からやってくるレトルトカレーをストック、日々食べているんであります。今日はそんなレトルトカレーたちの年末棚卸し。うっかりと賞味期限が切れてしまってるものなんかを見つけ出します。えーと、たしかこれは道の駅で買ったんじゃなかったかな。
ご当地系レトルトカレーは大体道の駅で買っています。あとはもちろん合羽橋の「カレーランド」さんも忘れちゃいけません。地方スーパーなんかを覗くと地域限定流通の地元の名店系レトルトカレーなんかを見つけることもあって楽しいです。チルドとかのコーナーも最近は見逃せません。地元のカレー店が卸してたりしますからね。
道の駅は、最近だと商売っ気の強い(=頑張ってらっしゃるということだね)インドやネパールのレストランからカレーやナーン、ビリヤニなどがお弁当、お惣菜コーナーに入ってることもしばしば。そういうのをみて歩くの、楽しいです。さて、
「茨城常陸太田 にんにくスプラウトカレー」
茨城常陸太田はにんにくが名産なのだろうね。でもそのスプラウトというのは珍しい気がします。つまりあれか、根っこと芽が出てるひょろっとニンニク、のイメージなのかな。食べればわかるってやつです。温めましょう。
さて、ごはんにかけてみよう。
まずはカレーソース、厚みがある旨みを感じます。甘さを少し控えてその分酸味と旨味で構成してあるのだね。トマトが少し前に出るのがちょっといい。スタンダードな、度を越えない個性を併せ持つ美味しいもの。肉は茨城のローズポーク使用です。サイズ大きめできちんと噛みごたえがあって好感。そのお肉が3切れほど入っていたよ。
で、にんにくスプラウトです。丸ごと入っていて楽しいんだよね。ちゃんと形がわかるの楽しい。パッケージにはあったのですが、なるほどこういう感じかあ。にんにくスプラウト自体の風味というよりもカレー全体にその味が回っている感じになっていますね。悪くないよそれ。
ご当地レトルトカレーなんですが、カレーとしてちゃんとしていてご当地色から味の方に強すぎの主張をもたせないバランスで好感度が高いです。結果、バランスに優れるレトルトカレーを完成させてあります。だから常食できるんだね、これ。
こういうのが大事。良い意味の普通が大事。