去年の夏前だったかな。連載の取材でお邪魔しました。吉田シェフが好きです。なんというのかなあ、あのおだやか、やんわりな感じ。でも腹すわってるあの感じ。
カレーですよ。
ちょっと写真の見返しなんかしてたら出てきたんです。反省したんです。ご無沙汰だもんなあ。
反省をするならさっさと東葉高速鉄道に飛び乗って千葉、勝田台にいくべきだよねえ。東葉勝田台駅の前、なんかインドとかベトナムとかできてるなあ。
さてそっちはおいといて、駅から歩いてすぐの、
「南インド料理 葉菜」
吉田シェフとは細く長いお付き合いがつづいています。
たしか大森「ケララの風モーニング」の巨匠、沼尻シェフにお薦めをいただいてでかけたんだよな。ああっ!沼尻さんとこもいかないと。
過日、いただいた
「スペシャルミールス」
よかったよなあ。
野菜使いがねえ、いつでもすばらしい。野菜、こんなに美味しいんだよねえ、と思い知らされます。自然で穏やかなまとまりなんだけどきちんと楽しい強弱があってね。
よくポタージュを出してらっしゃるんだけど、このときはたしかスナップエンドウのポタージュ。インド料理だからポタージュじゃなくてストュウー(=シチュー)なのかな。大根とか蕪の時もあるんです。どれもすごくいい。そしてそれら野菜が自家製、吉田シェフの畑でとれたものだったりして感慨深いのです。
印象的だった言葉があって、「インド料理、特に南はお母さんが作る家庭料理が土台だからシンプル。手間をかけないでパッパと作るもの。」なんて聞いたんだけど、でもやっぱり吉田シェフの料理、こりゃあ手間かけてるんじゃないかなあ、なんて思ったりね。
「ポークペッパーフライ」もすごかった。野菜の男、吉田シェフのもうひと皿。肉だってこんなすごいのにやっつけてる。
店に行くと雑談が楽しくてね。もう、雑談(笑)近所話とか趣味話とか、そういうのが楽しくて。ただ、いまのわたしが耳の調子が悪くって、わたしがおしゃべりしたいシェフ、おしゃべり好きで付き合ってくれるシェフたちのお店に行きづらくてね、損してるなあ。とはいえやっぱり行きたいなあ。
そうそう、吉田シェフでしょ、増田社長と柴崎シェフでしょ、あと、そうだなあ、モトカレーのモトさんとか巡るインドの真更薫さんとか。みんなを集めて「千葉カレーコンソーシアム」なんてのやったら楽しいかなあ、と思ってるんですよ。おしゃべり会から始めて千葉のカレーという特徴を手探りしたり地域の食としての千葉のカレーを考えてみたり。
なんかやりたいわ。