おみやげでいただいたレトルトカレー、気をつけないと溜め込んでしまうことがあります。大変よろしくない。せっかくのご厚意ですからね。さっさと食べて感想をお伝えせねば、と思うのですが。
カレーですよ。
わたしの胃袋は仕事と兼用なので如何ともし難いタイミングも多々あるのですよ。そんな言い訳をしながらもおみやげなんかでいただくレトルトってのは嬉しいものです。自分で選んでいないから思わぬ味に出会える楽しみがあるんです。それと、旅先やいった場所でわたしの顔を思い出してくれてるってことですからね。とてもうれしい。
他でも書きましたがビーフカレーの肩身がちょいと狭い2024年だと感じています。昔はカレーとくればビーフカレーが花形。ところが最近ではどうにもビーフカレーの扱いがぞんざいになっているんじゃないか、と感じる時があります。しかし、食べればわかるその実力と幸せ。
「飛騨牛100% プレミアムビーフカレー」
名前だけで満足してしまいそうなこれ、なかなかよかったんです。
いかにもホテルカレーらしいバターが強く薫る仕上がり。具材の牛肉、じゃがいも、にんじん。いずれもカットがかなり大きく食べ応えを感じるもので好感度が上がるねえ。内容量は260g と大ボリューム。通常のレトルトの180g を大きく越えています。これなら分け方によっては2人前入っていると考えてもいいかもしれないな。
レトルトパウチの袋の形がね、面白い。縦に長いんですよ。よくあるレトルト食品のだいたい4対3くらいのあの縦横比率が16対9くらいになってます。スマホとか写真の話みたいだな。
お肉は飛騨牛を大きめサイズにカットして入れてあります。パッケージによると3日間かけたデミグラスソースをさらに具材など入れて2日間使って仕上げてあるそう。
これ、確かにごちそうカレーの味がする。ごはんによく混ぜて食べ進めると、また少し違う雰囲気になります。ちょっと思ったのはこのカレーソース、ごはんとよく混ぜオムライスの中身にする、なんてなかなかいいのじゃないかしら。バターがたっぷり使ってあるのでオムレツと相性がいいんじゃないなあ。そんな時はお肉など具材は小さく刻むのもよろしかろうね。アレンジが楽しそうです。欧風カレーはそういうアレンジに向いています。
ジャガイモはねっとりとした食感。にんじんは舌でつくとほどけるような柔らかさ。お肉は多少のパサつきがあるものの、脂身は悪させず風味となってなかなかのもの。大きくカットされたサイズから食べていると満足感を感じさせます。
うんうん、上々のビーフカレーでありました。ごちそうさまでした。