過日。株式会社スープストックトーキョーより「Curry Stock Tokyo for Press」ということでプレス向け試食会にご招待をいただいたのです。大変に光栄。
カレーですよ。
それというのもスープ専門店スープストックトーキョーに毎年「スープのない2日間」がやってくるから。
そう、もちろんみなさんご存知の
「Curry Stock Tokyo2024」
の開催。
すこしまえに目黒のラボで誰よりも先に試食をいただいたんですが、企画やメニュー開発のみなさんの熱量がすごかったんです。だからやっぱり現場の盛り上がりも見なければね。
それで一番近くの錦糸町店へ。確か秋には亀戸店もできるはず。11時ちょいと過ぎだが短い行列ができているぞ。おやおや。
午前中、ランチ前からすでに盛り上がっている様子です。いいねえ。店員さんに声をかけたら「昨日の行列、すごかったんですよ!多分今日もこれから」と。なるほど、金曜でも行列ができていたか。土曜ならますますか。だよねえ、そうだよねえ。空いていた席もカレーを待つ間にたちまち埋まってしまいました。
どうやら事前の告知をちゃんと見ているお客さんが多いようで、思い思いに黄色いアイテムを店員さんに見せては特典をもらっているようです。あたしももらおう。アンディウォーホールの牛の黄色いTシャツ着てきたぞ。カードケースも黄色だし。
特典、なんだろう。
カレーを選んだよ。
「カレーとカレーのセット」
にしましょう。
「無花果チャツネのキーマカレー」と「茄子と鶏肉のスパイシーカレー」の2種をチョイス。
無花果チャツネのキーマカレー
うむ、これ、甘うまい。好きなやつです。挽肉とチャツネの甘み旨みが大変幸せ。挽肉の風味強く、懐深い感じで他のカレーと混ぜたときにも力を発揮してくれるタイプのカレーだと思われます。もちろんこれ単独でもすごくいい。他のカレーとの組み合わせをぜひ楽しみたいですね。
茄子と鶏肉のスパイシー
こちらは打って変わって甘み控えめ、スパイスバチっとの骨太感。トマトの風味とクローブが前に出る個性が好ましく、爽やかさもあります。ああ〜これもいいなあ。インド料理っぽいニュアンスを感じる楽しいものです。ししとう丸ごとの嬉しさよ。同じくトマト使いにも夏らしさを感じます。
ソーダ/レモネード
これが黄色いアイテムを持っていくともらえる特典でした。「おまけ」であるはずなのにぜんぜんおまけではないんだよね。手間がかかっているもん。
カップの底に甘いレモンビールが敷いてあります。これを少しずつつついてまぜて飲むととても楽しい。料理の邪魔をしないすっきり感、爽やかでとておいしいよ。いいねえ、これ。これまた夏っぽい。
とにかく忙しそうなのですが、スタッフさんたちが楽しそうなのが印象的。たった2日間のためにポスターやらステッカーやらの店頭デコレーションを前日の夜に準備して、Tシャツまで作って。大変だよねえそれ。なのにみんな楽しそうなの。熱気、賑わいがあります。
「Curry Stock Tokyo for Press」でお話を伺った中で出てきたキーワード「文化祭」という言葉にもう一度なるほどと頷きます。こういう企業カルチャーに強く憧れます。
やっぱりいいな、スープストックトーキョー。