カレーなしよ(松屋 今治燒豚玉子飯)

おもしろいなあ、松屋。世界のご当地料理インスパイアのシリーズ以外にもニッポンのご当地ごはんもはじめるのかしら。これ、愛媛県今治市の「今治焼豚玉子飯」からの引用だよ。

 

 

カレーなしよ。

 

 

去年、クルマをいただいた話しは以前にも書きました。Mercedesの A180Sportsという白い5ドアハッチバック。ヨーロッパでいうところのCセグメント。ゴルフやアウディ A3、BMWなら1シリーズのクラスになるやつです。

準備をしていただいた愛媛、今治へクルマを迎えに行ったんですよ。その時に、高知から今治へ向かう時の乗り換え駅、愛媛の松山駅にあるカレー店で「焼豚玉子カレー」というのを何も知らずに食べたんです。ありそうであんまりない組み合わせのトッピングだねえ、とか思いながら食べたんですが。

 

あとで調べたら今治のご当地グルメなのだとか。へええ、それをカレーにアレンジしたわけか。面白いなあと思ってました。

カレーですよ5381(愛媛松山 カレーショップ デリー)乗り換えメシ。

で、肝心の本体、「今治焼豚玉子飯」を食べたことがなかっわけです。なにしろそういうものだと知らなかったからね。それで、食べ損ねて今治をあとにしたわけです。なかなか食べるチャンスなくきたんですが、松屋が突然提供開始。驚いた。テスト販売的に店舗を限定して展開しているようです。

なんでも今治市に松屋・松のや複合店「松屋 今治片山店」が初出店。それにちなんで期間限定・店舗限定としてB-1グランプリ受賞の「今治焼豚玉子飯」を提供する流れになったんだとか。監修は松屋の西日本統括部長。今治出身とのこと。

なんか、そういうのいいな。いい感じだねえ。

B級グルメ、ご当地メニューに身内ネタも含めつつうまくバランスを作っています。そして友達からの情報で、7月から全国展開になりそうだとか。そりゃいいね。

シンプルな構成のメニューなんですが、これがなかなか悪くないんだな。ごはんの上にしっかりとごはん全体をカバーする豊富な量の焼き豚を敷き詰め、そこに半熟卵焼きを2つ乗せてあります。黒胡椒がうっすら振ってあって、焼き豚には甘辛のタレがかかり、ごはんにもしみています。うんうん、いい感じ。

で、もう本当に見た目そのままの味となるわけですが、これがなかなかよいんです。松屋の限定物には珍しくニンニク要素が大きく控えられていて、さらりとした味です。あまり濃い味に振ってこないの珍しいな。これ、いいんじゃなかろうか。

日本のご当地グルメもシリーズ化するのかしら。だとしたらおもしろいなあ。テスト販売はそろそろ売り切れになりそうですが、どうやら7月から全国販売になりそうです。そんな噂が聞こえてきました。