インスタグラムで目撃して気になっていた中華そばを食べに行くことがやっとできました。販売期間が終わっていたらどうしよう、と恐る恐る行ったのですが。よかった、やっていた。
カレーなしよ。
田内川店主の思いがこもる、復刻版シリーズというのがあります。ご存知ラーメンの神様・山岸一雄マスターのオリジナルメニューを「お茶の水、大勝軒」田内川店主が丁寧に復刻、再現をして行っているラインナップです。
神田小川町の、
「お茶の水、大勝軒」
にやってきました。お店のインスタグラムを見てどうしても食べたかった一杯を見つけてしまったのです。なんともいい感じの一杯だったよ。
期間限定のいっぱいであるから、券売機で設定はされておらず。
同価格の13番、野菜中華そばを購入発券して厨房カウンターで「復刻版たまねぎそばにしてください」と宣言するという注文方法でした。
「復刻版たまねぎそば」
です。
ちょうど良い感じに体がすっぽりはまって居心地の良いカウンター席に陣取って番号を呼ばれるのを待ちます。あれだ、池袋大勝軒の番地表示の看板の下あたりの席です。新しくなった「お茶の水、大勝軒」に行ったことのある人ならわかるはず。角からちらり、山岸マスターの写真が見える席です。
さて、やってきた「復刻版たまねぎそば」。濃厚でほんのり甘味が嬉しいスープの中華そばの上にかなりの量の炒めたまねぎに豚バラ炒め少々が乗るというもの。スープなども調整をしているのかな。
そこらへん、あまり詳しくないのでわからないのですが、昔風であるけれど古くさい感じはまったくなくて。派手さはないけどじわるとくる旨みとたまねぎの甘みで飽きずにぺろりと平らげられます。ミニカレーもつけたかったけど食べきれない可能性考慮であきらめ。正しい選択でありました。
薄着で家を出てしまい、ちょいと肌寒い感じの夜だったので、あたたまってありがたかったな。
なんだかんだ言って多少ふえはしたけれど、それでも表通りには飲食が少なく夜の早い駿河台下界隈。
「お茶の水、大勝軒」の明かりを見ると心底ホッとするのです。