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カレー細胞・松さんの会社が企画主催、聖蹟桜ヶ丘 京王百貨店で開催された、
「にっぽんカレー博」
にお邪魔をしたのです。
なかなかに面白いラインナップの出展で驚かされたなあ。手練れ感を感じさせるポケットカレー株式会社の仕業です。
毎度うならされるのよね。たいしたもんだ。
カレーですよ。
わたしの中での今回の目玉。残念ながら東京お茶の水での営業をやめ新潟に移転した「カーマ」がポップアップ出店。これは嬉しかったなあ。が、売り切れで食べられず、涙を飲んだんですよ。まあいいの。そのうち新潟に行くからね。
さて、食べたのは2店。1人なので2食がいいところだよなあ。人間関係で選びました（笑）、いや、それはまあシャレだけどね。でも店主お二人とも顔見知りでいい男であるわけで、選ぶ理由になるわけです。そういう男が作るカレーは味と内容がちゃんとあるってことで選んだわけです。
アンジュナ / 野菜カレー
爽やかなカレーです。粘度低めでさらり、トマトが土台になっていて酸味心地よく野菜の旨みにスパイスのエッヂがちゃんとかさねてある言うことなしのマサラです。
これはなかなかによいものだなあ。からだ喜ぶ味わい、内容です。
流石の藤井シェフ。なんというか、隙がないねえ。
ジョニーのビリヤニ / マトンビリヤニ
あっ、あっ、なんだなんだ。骨を出そうと思ったら骨が、骨が、、ええ〜食べちゃったよ骨。いや、バキバキとかじゃなくて噛むとふわーって。なんだこれすごいぞ。圧をかけて時間かけて炊き込むからか。驚いた。あれだ、サバ缶の骨的な感。もちろんがりりと残る骨もあるのでそちらにはご注意。多分骨の部位によってなんだろうねえ。そういえばフライドチキンでそういうのがあった気がするよ。
味強めでパンチがあってガツっとくる刺激と美味しさ。これはいいものだなあ。ビリヤニは肉だよねって思わされる仕立てです。ベジとか他もいろいろあるわけですが、やっぱりマトンだなあと思い知らされます。油がしっかり米に回っていて食べ終わると口の周りつやつや、辛さでちょいと舌ぴりぴり。それがたまらないんだよ。それが醍醐味。谷シェフの腕前は確かなものです。
物販でもなかなか面白いものがあったよ。
色々ある中でおおっと思ったのがペーパークラフト。今回初めて見ました。
すごくセンスのいいものでね。ティーポットとカップのセットとかカメラ、ジョウロ、蓄音機、そういうものにインドの草木柄やら色々なテクスチャが乗っているんですよ。きれいだなあ、素晴らしいなこれ。カレー食べて帰りに買うのを忘れるという失態。うーん。
そのなかでも絶対欲しいと思ったのが、主にパキスタンなどで主流になっている古いボンネットトラック。デコレーショントラックのペーパークラフトがあったんです。うわっ！て小さく声出たよ。これにはまいった。必ず手に入れねばいけないぞ。パキスタンデコトラは素晴らしいアートなのです。だいすきなんです。
食事ができるテーブルと椅子のコーナーが飾り気がなく寂しいのはちょいと気になったけど、カレーを買ってその場で食べたいひとたちにとってはそんなもん気にもならないでしょう。百貨店の設備自体が少し古いので致し方なしっちゅうところもあります。かわいいインド風のクロスとかが敷いてあれば写真映えもするのだがなあ、など思いつつ。とは言え館内もカレーで楽しい売り場はあってそっちものぞいて堪能。
楽しいイベント。入れ替わりの店も良いチョイスばかり。5/14までの開催でした。皆さん行きました？楽しかったよ。
