ヤマモリのタイレッドカレーを食べたのです。グリーンカレーと並んでのヤマモリのタイ料理シリーズ「タイダンス」のラインナップの両輪ですね。
カレーですよ。
いつ食べても毎度思うのは「お肉、思うより入ってるよね」というのと「ガッチリ辛いなあ。これがいいなあ。」というところ。インド亜大陸周辺の辛さ強めのカレー的な食べ物とタイ料理のこういうものってのは汗の出方が違う気がするんですよ。
インド方面は霧雨が気がつくと雨足安定して降り続く感じのじわり、ぐいぐいな辛さ。一方タイ料理はスコールのように初めからどさっと強い雨でそれがさっと上がって去っていく感じ。辛さにスピードが早いと感じます。
そういう特徴をレトルトカレーであってもきちんともっていることに凄みを感じてしまうんだよね。やはり真面目人取り組んでしかも尖らせてあるプロダクトってのは凄みみたいなものが滲み出るんだろうなあ。圧巻です。
ごはんはいつもの木徳神糧のを切らしていたのでウーケの「プリンセスかおり」。パックごはんであるぞ。これがちゃんと長粒米とわかる姿形と香り、粘り気を残した炊きあがりがバランスよくてね。インド方面、タイ方面、どちらも対応できる懐の広さをもっています。
日本生まれだけど異国の味を受け止められるパフォーマンスがありましたなかなかやるなあ。
きょうもおうちでごちそうさま。ちょいと忙しくて外に出られないのです。
【追記】
そうそう、ヨーグルトを少し加えてみたりして遊んでみたんです。「それインドでしょ。タイ料理にダヒとかカードとかって、、」と思った人は頭固くなってるぞ。文化やバックボーンを知ってなお、その先に自分の舌と向き合っていく姿勢がないと止まっちゃうよ。
いろいろ試してみるといい。わたしはこのスタイルはなかなか気に入りました。