ECサイトでお買い物。AliExpressでお買い物が続いております。最近面白くてAliEx見まくりで止まらなくて困っております。
出品商品にまだまだ洗練がないものも多く、その中できらりと光るデザイン性の高いものや意欲的な取り組みの製品などあって玉石混合のおもしろさ。
こういうのは国内 ECにはないお楽しみで、それゆえやめられないのです。
これはワークパンツ。デブの戦闘服であるオーバーオール。
写真を見るとどうにもカッコいい。一目惚れをするんだよな。そういうの多いんだよな。
こちらはアウトドアテイストのベスト。これもいい。これもすぐ買った。
それで、値段を見ればオーバーオールは4000円程度、ベストは2000円ちょい。ありゃ〜。目を剥く安さにグッとこめかみに力を入れて正気に戻します。このお値段これであの格好良さはどうよ、どうなの?それを承知した上で購入ボタンクリック、4週間待つわけです。
届いた製品はやはり質感乏しく値段なり。オーバーオールは布地薄くパーツはプア。ああ〜みたいなやっぱり感もあるけれど。とは言え値段あたりで行けば悪くない。パーツを変えたりエイジングで表情も変わるはずです。ベストはかなり見栄えがする。ありゃ、これいいじゃない。ただしこちらも素材は薄くアウトドア向けではけっしてない。でもカッコいい。
そんな感じで製品そのものと言うよりもガラクタの中の宝探し的なお楽しみがあるんです。
このデザイン、何をやりたかったのか。何を削いだのか。そんなことを考えるとだんだん色々わかってきます。
この値段でこれということは、この倍の値段のあっちは質感が上がるかディティールに凝っているか、何か理由があるはずだ。そんなことを考えながらまたAliExpress探索が続きます。
この感覚、どこか記憶にあるな、と思ったら、わたしが30年前にいた雑貨貿易商の時代の前、ただの雑貨好きの青年だった頃。
お気に入りの店での宝探しそのままだね、これは。
ガラクタ貿易、ビレッジヴァンガード、宇宙百貨に大中、文化屋雑貨店。往時のあのにおいがするんです。
混沌の中で自分の好みを知り、それに沿って山を分け入っては宝物を探し出す。あの感覚がAliExpressの上に再現される感が強くするんです。
https://www.aliexpress.com/item/4000598119230.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dtQjQts