カレーですよ4451(神田神保町 タップロボーン神保町店)オリジナル。ジャパランカカレーの面白さ。

ビジネスミーティング、ランチで神保町に集合です。大変だよ神保町集合のランチミーティング。だってさ、だってもう。

 

 

カレーですよ。

 

 

そんなもんカレーに決まってます。当然です。当たり前です。

っていうか、そうじゃなくて、このランチをお誘いくださった方がもう初めからお店指定。

どこに行くのかと伺えば、

 

「タップロボーン神保町店」

 

という上級チョイス。さすがの一言。ぐうの音も出ないわけです。やるなあ、関さん。

彼は青山の本店に足繁く通い、門前仲町も制覇済み。

「神保町店にも行ってコンプリートしたいのよ。」

と。うーん、まったくさすがとしか言いようがないわ。

ビジネスランチ、とはいえ堅苦しいものではなく、お世話になっている方とアイディアの交換、それとちょいと秘密のよいビジネス話し。そういう感じでした。刺激的でとても楽しいんだよね、そういうの。お仕事で楽しく悪だくみ、は大人だけの特権です。

そして食事が始まればお皿に集中。これまた楽しい。

 

「ジャパランカカレー」

 

を選びました。上級者に見せつけねばならぬプロの意地なわけです。

この変わった名前の料理は店主カピラさんのおすすめなのです。まだ青山の本店だけしかなかった頃からあるメニュー。

これがクセになるいい味なのだよねえ。

日本のカレーライスとスリランカのカレーのいいところをひとつにしたゴキゲンなひと皿なんだよ。

ホームスタイルのワンプレートは見栄えがするし、バナナの葉に包まれたランプライスも魅力的。そりゃそうです。でもね、このジャパランカカレーも一度試してもらいたいものなんだよ。止まらなくなること請け合いだから。

スープは酸っぱく味を決めてあり、これは南アジア各所で見られるチャイニーズミクスチャのサンラータン的。楽しい。

スリランカと日本。共通する食文化の話でよく引き合いに出されるのが「鰹節」。世界でも鰹節を食文化として持っている国は日本とスリランカだけと少ないんですよね。そしてこの鰹節の話は有名なのですが、もう一つ共通点があって。

両国ともにカレー粉があるんだよ。カレー粉を使う国なんだよ。スリランカのカレー粉、ミックススパイスはツナパハと言います。

ツナは3、パハは5の意味でスリランカに元からあって使われ続けてきた3種のスパイスとインドからやってきた5種のスパイス、そのミックスという意味があるのだそう。

カレー粉と鰹節を使うカレー。まるで蕎麦屋のカレーでしょそれ。実はそんな共通点を持つスリランカ料理と日本のカレー。相性が良いに決まっていると思いませんか。思います思います。思うよねえ。

店主のカピラさんにそんな話を聞きながら食事をするのもたのしいでしょう。

手が空いていればいろいろ教えてくれますよ。

 

ぜひ行ってみて欲しい神田神保町の新しいスリランカレストランが、ここなのです。