カレーですよ4465(冷凍 ZEITAG THE CURRY  割烹料理 野口太郎 コク極まる飛騨牛カレー)こりゃあ濃厚。こりゃあ高級。

これは、濃厚。たいへんな高級濃厚ビーフカレーで感激しました。いやすごいなこれ。冷凍カレーすごいな。

 

 

カレーですよ。

 

 

わたしのホームページに試食してくださいませんか、と連絡が来ました。Facebookを眺めているとはんつ遠藤さんが受け取ってレビューをしてらっしゃった。うむ、信頼できるかも。

マネージャーから連絡が来てどうします?と聞かれたのではんつさんの件があったので受けましょう、と答えました。届いたこれがすごかった。「贅沢カレー便」というものらしく、なんと1万1千円。でも6種入ってるので適正価格かな。コロナ禍に対応した家庭内で過ごす時間増の中、そこにすこし贅沢な製品を届けて、と言うコンセプト。プロジェクト名は「ZEITAG」。その第一弾商品がカレーとなったそうです。

製品開発のお店選びがおもしろいんです。カレー専門店は意識的に外して普段カレーをメインでやっていない大阪の有名レストランをカレーというお題でくくっての開発となった様子。なるほどねえ。

さて、

 

「割烹料理 野口太郎 コク極まる飛騨牛カレー」

 

です。

いやこれすごいな。

ファーストインプレッションでまず前に出る山椒の痺れ、白味噌からやってくるコクと甘味、こういうスタイルの欧風的アプローチカレーなのに予想外の辛さ。この組み合わせはおもしろいねえ。辛さと痺れのバランスのとりかたがうまいんですよ。その融合がカレーライスの辛さ体験にまとめるわけです。痺れと辛さがばバラけないのが本当に上手い。あまり体験しない振り幅を持っていると感じます。おもしろい。おもしろいぞ。

甘味とコク、深み、濃度、そういうものが合わさっているので他のカレーソースと同量なのにより多くの白米が消費させられます。簡単に言います。旨すぎるの。困ったのもです。ごはんもっとください。

肉はほぼ溶ける寸前。というより溶けてると溶けてないの狭間という感。なのにものすごい美味しくて存在感が強いです。いかにもいいお肉使って作りましたというのがリアリティを持って感じられます。

 

非常に旨味強く、万人がちゃんと「うまい」と感じる方向で素晴らしいものですが、ちゃんと強い個性もあります。

それで、家庭で消費されるものであるわけですからこれに何かを入れようと考える人、自分の好きにする人が出てくるでしょう。これが冷凍カレーやお弁当、レトルトなどの難しいところ。宿命と言ってもいいです。

シェフが意図した食体験につながらない可能性があるんですよ。ところがこれは非常に強い世界観を持っていて、たとえ何か別のものと組み合わせたりアレンジしたりしてもその個性が揺らがないであろう味だと理解ができます。

 

実際わたしはごはん一膳では足りず、アレンジとして食パンと野菜のトマト煮込みを合わせてみたんですよ。試しにね。そうしたら、世界、幅は広がるんですがその世界観の境界線は決して越えられない強さを感じました。違う場所にいけないのですよ。すごいねこの根っこの張り方。揺らがない味の世界。

北新地、割烹料理 野口太郎の野口シェフの凄みを感じさせる仕上がりです。

冷凍カレー、侮りがたし。