カレーですよ4495(甲府 東京てんまや)デカ盛りてんまやライスの正体は。

謎めいた店があって、ずっと気になっていたのですよ。場所は甲府、身延線の国母のあたり。なんでも定食とラーメン、ギョウザとインドカレーの店らしいんだけどね。それ、なんという組み合わせだよそりゃあ気になるでしょ。

 

 

カレーですよ。

 

 

それで、行ってみれば店頭はパターン化されたわりと既視感感じるネパール系看板。なるほどそうか、そういう成り立ちか。なんとなく納得がいきます。

とはいえまだまだ謎は多い。まずは入って食べてみねばね。

店の名前は

 

「東京てんまや」

 

といいます。ここからしてもうちょっと謎。

 

店に入ると食べ盛り間違いなしという風情の若者のグループとビールを飲ってるおじさんとの2組がホールに見えました。その間の席に陣取っての注文。メニュー、面白いぞこれ。

構成は2部構成。いわゆるインネパと呼ばれるネパール人経営、ないしネパール人コックさんが回す店のインド料理、グレイヴィ系北インドカレー類のラインナップ。それと日本の定食屋メニュー。それがどちらも仲良く一つのメニューの中に混在しているわけですよ。なんとまあ面白い。

都内ではネパール居酒屋と銘打ってモモとチョエラがあるけどモロキュウもやっこもある、なんていう店があるんですけど、定食がメニューにある店はあまり見かけないねえ。その定食メニュー側が気になるではないですか。

それで、インドカレーとは別にカレーライス、カツカレーというメニューがあったりするわけです。これまた強烈に気になるよ。どっちなんだどっちがでてくる?一般的カツカレーなのか、それとも。

石和にはタージマハールという店があってオムカレーというメニューがあるんです。好物です。インドカレーでオムカレーを作り、福神漬けの代わりにタマネギアチャールが添えられるという奇想天外なナイスメニューなんですよ。そういうやつなのかな、どうなんだ?そして、それにも増して気になるのがラーメン、チャーハン、生姜焼きに紛れて、

 

「てんまやライス」

 

というのを見つけてしまったんですよね。これは、、うーん、なんだ?

説明を聞いたけどなんだかよくわからなかったので、ここはもう頼もう。頼むしかない。そうでしょう?

そして、やってきた「てんまやライス」の正体はパッカパオラーカオでありました。いわゆるガパオライスです。そうきたか。そうか、そうか。これもギリギリ想定内。でもギリギリ(笑)アジア料理という言い方でインドカレーとタイ料理が混在する店があるがだいたいネパールの人がやっているんだよね。ネパールんコックさんは器用です。

 

しかしこれ、すごい量だぞ。ものすごいそ。

なんか小さめの洗面器をごはん型に使ったんじゃないかと訝るくらいのすごい盛り。わかめスープもチャーハンと同じくらいのサイズのどんぶりになみなみ入ってきたよ。こりゃあいけない、ちょっとピンチ。

というのが欲を出してごはん、ナーン抜きではありますがうっかりポークカレーも頼んでしまったのよ。よもやこんなデカ盛りガパオが出てくるとは想像していなかったという次第。さあどうする。どうにもこれはこれは命知らずの注文だったようです。

ポークカレー。大きめカトリ2杯分はあろうかという量。お肉もしっかりたっぷりです。下味濃いめのポークをトマト&バタークリームグレイヴィに突っ込んだいい感じのインネパ具合。いい、こういうのはきらいじゃない。おいしいです。

てんまやライス、まあまあいい感じのガパオライスです。ホーリーバジルではない葉っぱがひき肉の上に敷いてありますが、ガパオライスではなくてんまやライスであるわけで、まったくもって問題がない。

死ぬ思いで超大盛りを食べきりました。

ガパオライスにバターチキン 風のカレーをかけて食べるとかもう無茶苦茶だ(笑)

いやしかしおもしろいなあ。

ここはひとつ、ラーメン、チャーハンもカツカレーも試してみたいですね。

いつも一人で行くのでなかなか全制覇は大変なんですけど、色々と確かめてみたいのよね。