わたしのレトルトカレーフェイバリットのひとつがこれ。レトルトカレー、本当に種類が増えましたよねえ。
カレーですよ。
びっくりするほどおいしいものもたくさん増えました。それにつれて値段が高いものも増えて、しかしちゃんと美味しかったり皆さんの興味の方向がカレーに向いてきているから高い価格帯でもちゃんと売れてきています。良いサイクルに入ったね。
それで、これです。宮島醤油の、
「餃子の具でカレー作ってみた。」
というこれ。とても好きなんです。
初めて食べたときに知っている味を思い出して電気が走ったんだよね。
はるか彼方、25年前のJR大森駅前に記憶が飛びます。当時いすゞの本社やニフティなどが入っていた大森ベルポート。わたしはそこの飲食店街の中にある70席規模の焼き鳥店の雇われ大将をやっていました。大変でしたが楽しい日々。そこで覚えた楽しみがありました。25年前でもカレー好きはかわらずで、ビル裏にあった公園前の軽トラカレー屋台が気になりました。食べてみたら美味しくてクセになってびっくり。ちょっと珍しいスタイルで、ニラをつかったカレーライスがウリでしたが、これが本当に美味しかった。あれを思い出させる味なんですよ、この「餃子の具でカレー作ってみた。」は。
その思い出はともかく、これ、レトルトカレーとしてとても個性のあるオンリーワンカレーだと感じます。
豚挽肉、ニラ、ニンニクとこれは確かに餃子の中身。そこにニンニクの芽、タマネギ、タケノコ水煮、ラー油、生姜などが使われていてバランスを作り出しています。かなりの餃子感を出しながらギリギリカレーでとどめるセンスには驚かされました。やっぱりいいなあ、これ。
短くまとめると、餃子餡を使って作ったキーマカレーとでもいうべきものです。思わずごはんをお代わりしたくなるアタックの強さと濃い味は餃子にもカレーにも共通する楽しさ。うーん、くせになる。
スーパーで見つけてはストックして大事に食べています。
最近気の利いたスーパーなんかでもちょこちょこ見かけます。