今年も発売になりました。
ぴあムックの毎年恒例。
「究極のカレー」
このムックには毎度感心させられるのです。
ものすごく尖った特徴があるというのではないんですが、毎年きちんと安定した、満遍なく幅を持って現在進行形の日本のカレーを捉えてくれる、という特性を感じます。俯瞰的なのでその中から次のトレンドを見出すこともできるかもしれないと思っています。
嬉しいなあ、と思ったのが目次の次を開くと「頑張ってます!カレー業界」というタイトル。
外食産業応援のスタンス、こういうページを作ってトップに持ってきたぴあムックの編集部さんの心意気が伝わります。それだけでも価値がある。
ご依頼いただいて今回も少し協力を差し上げました。巻頭の「究極のカレーグランプリ2022」にてお店のチョイスやコメントを少しやらせてもらいました。ホフディラン小宮山雄飛さん、印度カリー子さんと共に誌面にて選者を務めたのです。
印度カリー子ちゃんは正しく堅実に王道インド料理をチョイスのイメージ。彼女らいしと感じます。
小宮山さんのセレクトは、これがなんというかなかなか渋くてね。なぜここを、と頭を捻る人もいるかもしれません。思うに古い新しい関係なく、忘れちゃいけない日本のお米に合う、強い辛さとさらっとした粘度低めのカレーを選出してらっしゃるのじゃないかな。小宮山さんのやり方、わたしはとても面白く感じました。
そして巻頭トップを飾るわたしがどんな店を選んだか。
他にも感心する特集が目白押しでした。
ぜひ雑誌を手に取りご覧になっていただければ幸いです。