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前から気になっていたお店があるんですよね。船橋、大神宮下の良いお店「サールナート」。大好きなお店です。
あそこにいった時にまわりをぶらぶらと歩いていて見かけてからね、こちらも行きたかった。
カレーですよ。
なんどか通りかかっているんです。あ、それとサールナートの行列があまりにも長い時にちょっと見に来るんですけどなかなかタイミングが合わなくてやってなかったんです。
この日はこのお店の前をいつもと違うルートでクルマで偶然通りかかりました。
それで今通っているここが大神宮下であることに気がつきました。やっと入ることができたよ、
「インドカレー サーラ」
喫茶店風の店でいい感じに昔風で腰が落ち着く好きな雰囲気です。漫画なんかが置いてあってそういうのもいいよなあ。昔のカレーハウスの感じです。看板にインドカレーとありますが、昔の物言いなわけですよ。そこに価値があります。それをごたごたいう輩もいるみたいだけど、それはもう残念、そのひとの見識が不足しているのが露呈して見えますね。自分の町にインド人がやってきてインド料理を出す店を開くなど考え付かなかった頃の懐かしい名残り、そこに面白さや時代の流れ、価値が見えるのです。
さて、注文。
メニューにはチキン、ポーク、ビーフ、シュリンプなどラインナップさます。焼きカレー、カツカレーなども揃うみたい。変遷を感じるねえ。チキンとビーフは辛口、ポークは甘口と記されていました。
「ビーフカレー」
をサラダとセットになったもので頼みました。
コロナ対策との事でホール接客を減らしていらっしゃる様子。水とサラダをカウンターに取りに行くスタイルです。しばらくしてカレーも出来上がり、同じく受け取りに。片付けはお任せしていいようで、なるほど、ホールでの接触回数を下げるためと察せられますね。
さあ、カレーだよ。
甘口、辛口、そういう言い方よりもうまく口という言い方をしたくなる味わいの、おいしいカレーライス。ああ、もうこれ好きだあ。しゃばしゃばととろとろのあいだにあるふるふるとでも言えそうな粘度と食感。玉ねぎ焙煎とビーフの旨味がカレーソースに濃厚に溶け出していて、舌をがっちりと掴んで離さない力強さと優しさがあります。これは好みの味だねえ。
ビーフカレーはメニューの表記では辛口となっていましたけど舌で体感する辛さははそれほど強くなくて、旨みの上に辛さが少し乗っている感じ。しかし知らないうちに頭から汗が流れているというね。
これは良い辛口のスタイルです。大変においしい。
ドレッシングもとても良かったです。サラダセットを選んだのですが出てきたサラダ、いかにもトロットした感じのオレンジ色のドレッシングがたっぷりかけてあります。ところがそのドレッシング、食べてみるとちっとも重くない。おやっとおもいました。明らかに手作りの、酸味と旨味がバランス良いオリジナルドレッシング。いいねえ、これは見事なものです。
レジで会計をしてから気がついたんですがこれ、持ち帰り販売があるようです。次回忘れぬように買って帰らねば。
わたしはこういう店のこういうカレーが大好きなのです。いい、とてもいいな。
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