【シューズ】ワークマン / サノシュー リーボック・ビートニクのジェネリックに驚愕。

いつも通り地方に出るとワークマンパトロールを欠かさず行なっています。そういう方、いますよね。

地域が違うと売れ筋や入荷時期が違うため思わぬ拾い物や自分の地域では欠品のものを見つけたりする、なんてことをひとつ前の投稿で書いたんですが、そんなワークマンパトロールで発見したこれにはアゴが落ちたのです。驚いた。

 

いやだってさ。

なんでワークマンにリーボック売ってるんだと。そう思ったんだよ本当に。だってこれ、リーボックのビートニクじゃないですか。

ビートニクばかりを6〜7足ストックしているわたしがそう思うわけですよ。これはいろんな意味で相当のものだと思います。

 

あ、これサノシューだ。

「有限会社サノシュー」はワークマンやカインズなどに安全靴、長靴、作業靴や合羽なんかを卸しているメーカー。なんでワークマンにマルジェラ売ってるんだと騒がれた例のソックシューズとかもサノシューだった記憶があります。タグには「 GALERAS」という聞いたことのないブランドネームらしきものが記されています。「Fan to Outdoor」とか書いてあるねえ。まあそうだよねえ。

このジェネリック・ビートニク、まず悪質なのが(ほめてる/笑)アッパーの素材をシームの左右で変えているところ。もちろん合皮なのですが、スウェードとおもて皮のコンビなのですよ。うーん、なんてオシャレな。そうそう、そういうモデルがビートニクで少し前にあったはずですよ。買いそびれたやつ。あー欲しいよなこれ、そう思わせるうれしい悪質さ(けっこうほめてる/笑)。担当者がマニアだったのか、それとも参考にしたモデルがあのエディションだったのか。

そうそう、アッパーの中央シームの合わせは本家と違って表に出さずに標準的な内側になっていますね。

2色展開のようで、もう1色の方は素材の都合か黒にグリーンがかったグレーとイマイチのコンビネーションでした。わかる、わかるよ。やりたかったことはよくわかる。もうちょっと黒系でトーンを揃えたかったんだと思うんです。もしくはグレートーンで灰色側に寄せたかったか。薄色の方がちょっと難しかったんだろうな、素材の色揃え。部材仕入れからの話しになっちゃうんだと思います。

ぱっと見は本当にリーボック・ビートニクで本当によく出来ているんだよ。

 

アウトソールなんか一体式でカップ型というか、カヌー型というかのアレ。大きめのアウトソールでそれをすこしへこませてその中にアッパーを包み込む感じ。これ、よく作ってあるなあ。シャークソールとまではいかなかったけど、かなりソレ風でごっついソールが使われているのもいいセンいってます。

甲の部分、履き口にあるナイロンベルトが省略されていて、そのかわりにシュータンの上をカバーする部分にベルクロを仕込んでありました。このやり方もスマートでなかなかのもの。むしろ正常進化と言えるかもしれません。

インソールはビートニクに倣ってプラそのまま、別入れなし。アッパー裏はボアになっていて暖かく履き心地もいい。ありゃ〜こりゃあ困った。ヘビロテ確定です。ますます本家を新品箱入りのままおろさなくなるよ、困ったなあ。

ワークマンの各店全店で見つかるかどうかは例によってわかりません。が、都内のワークマンでも結構な確率で見かけます。。都内で買ったよの声も聞こえてきます。

わたしはたまたまサノシューの地元、埼玉行田市からほど近い県内のワークマンで発見しました。ワークマン前橋竜蔵寺店。

 

しかし本当に驚いたな。