下町の賑わい処ろ、砂町銀座商店街にちょっと面白い弁当店、いや、持ち帰り専門スペースとでもいうのかしらね。そういうのを見つけました。
カレーですよ。
このコロナ禍で大きくその存在感が躍進したゴーストレストラン。そういう業態であり、なおかつデリバリープロバイダ向けだけではなくて窓口で一般販売もしているという形態のお店。
その名もストレートに、
「カレーtoスパイス」
砂町銀座商店街の中程にそのお店はありました。偶然通りかかったんだよね、たしか。
この日はおでんを買って帰ろうと思っていたんですよ。
商店街の路地の角。一つの建物に小さな持ち帰り専門の店が3店舗が入っていました。それぞれ小さなスペースにキッチンとレジを備えています。どれもデリバリープロバイダを使う販売と調理場の店頭に販売窓口をつけたようなやり方です。
そういう物件なんだね、ここは。
「キーマカレー弁当」
を注文しました。
実は珍しく積極的に選ばないキーマカレーを選んだその理由は、店頭の立て看板に「自信作」の表記があったから。
家までそっと水平にして持ち帰りました。
そうそう、キーマカレーを選んだもう一つの理由が「こぼれない」であります。お弁当のキーマカレーにはそういうメリットがあるよね。
さて、お部屋でキーマカレー弁当。
ひと口目のインプレッションは、スパイスと塩分がまずどんと来るパンチ感じるキーマカレーだね、というもの。わたしとしては、この粘度、濃度であればキーマというよりドライカレーの類ではないか、と感じられます。その線引きもあやふやなんだけどね。
豚挽肉の旨みが強いなあ。甘味を控えてスパイス強め、良いバランスです。これはなかなかいいぞ。ポテトサラダが少しのせてあってカレーに混ぜてやるといい塩梅になります。この組み合わせは上手です。飽きが来ないまま食べ終われる優秀な一食です。手応えある良いドライタイプカレーでした。うん、いいねえ。
どうなのかなあ、ちょいと惜しいなあと思ったのは、なんとか大学の卒業証書を窓に貼ってあること。うん、、なんか、惜しい。
プロでお店かまえてやってらっしゃるのだからそういうのはなくてもいいんじゃないかしら。うーん、そういうこという時代じゃないのか、今は。
古いのはわたしのほうかもね。