前回ご紹介した雪月花カレーに続いて、です。
光栄なことに引き続き、文春マルシェ様の「美味随筆」の末席にお邪魔して、また1本書かせていただきました。
「文春マルシェ」
は美食業界を牽引する一般社団法人日本ガストロノミー協会会長、柏原光太郎さんが文藝春秋の新規事業として立ち上げたニッポンの厳選うまいものECサイト。これがもう驚異的に製品セレクトが良い、良い、というよりも鬼気迫りるものを感じる「え、こんなのお取り寄せできちゃうんだ?!」が連続するECサイトです。
京都の「吉兆」、「南方中華料理 南三」、「和歌山笹一」、「らーめん凪」との共同開発商品や「老四川 飄香」の四川のコース料理などラインナップに目がくらみます。
そんな特別なお取り寄せサイトに、
「美味随筆」
という、実に文藝春秋らしいコンテンツがあるのです。
なんというのでしょうか、それはつまりただのレビューではなくて、どちらかというと食のコラム、エッセイに近く、ただ食べた感想を書くというつまらないものではないコンテンツです。
作家それぞれの個性が強く出ている文書は読んでいて本当に楽しく、その作家のパーソナルな部分が強く色濃く出る楽しい読み物なんです。普通に好きで読者やってるわけですが、わたしもそこに少し場所をいただいて書くことが叶いました。
作家陣にはラーメンの大崎さんやマッキー牧元さん、食のトップジャーナリストの松浦さんなど諸先輩方、馳星周さんや酒井順子さん、浅田次郎さんや阿川佐和子、平松洋子さんなど文筆の錚々たる方々。成毛眞さんや秋山具義さんの名前も。他にも驚きの人選で文藝春秋の面目躍如、な感があります。
紹介したカレー、実は以前から知っていてとてもいい印象があった製品なので楽しく書かせてもらうことができました。
そのうちチャンスを作ってお店を訪ねてみたい。岩手県宮古市にあります。取り上げた商品は「カリー亭 チキンカリーとビーフカレー」です。
ぜひお読みください。