【ガジェット】Wind & Moon PROFESSIONAL Cycling Light M03-400 スマートなサイクルライト。

サイクルライトは結構悩みます。そして買い直しをしたりします。

 

わたしはブロンプトンに乗っていますがライト、結構難しい。中学生の頃だからもう45年くらい前ですが、そんな子供の頃からその当時でも古いソービッツやマーシャルのライトなんかをつけて喜んでいました。なので未だクラシックなのがいいなあ、という思いがあります。

で、カッコはいいけど暗いやつをつけてまして、いささかスマートではない。カッコじゃなくて安全を取らなければね。それでとある筋からお薦めされたこれを買いました。

スマートなデザインのサイクルライト。本体材質はエンジニアプラスチックとアルミの様子で質感は悪くないです。

マウントはレックマウントタイプ。なんかねー、これ、苦手なんだ。なんかいまいちユニバーサルユースという感じがないのがねえ。今まで使わずじまいで自転車関係で今や標準になりつつあるマウントだと知ってはいたのですが、自転車だけの人生ではないので避けてきました(笑)今回のキットにはGoProマウントのゲタもついているので、まあそれならと妥協です。

スイッチ、操作の方法が独特ではじめはちょっと違和感をおぼえるかもしれないよ。でもすぐになれます。

それというのもライトのスイッチはロック機構とも言えるものが物理的にではなく電子的に搭載されているから。これがちょいとクセもの。スイッチを押すとスイッチ自体がパイロットランプになっているようで、初めての操作ではデフォルトで赤い光が点灯します。これはロック状態を示すサイン。操作を受け付けません。この状態でスイッチを早押し5回。するとランプはグリーンに変わってこれで操作可能となります。

なんでこんなしちめんどくさい仕様なのかね。多分これ、ポケットの中やカバンの中で点灯してしまわないようにという機構だと思うんだ。発熱やバッテリーの損耗を防ぐモードだね。でももうちょっとやり方あると思うんだけどなあ。

赤のロックモードからグリーンのスタンバイモードに移行してから長押しで点灯。その後1回押すごとにハイ→ミドル→ロー→省エネと照度が落ちてまたハイに戻ります。長押しで消灯。メモリ機能もあるようで、たとえばミドルで長押しで消灯するともう一度点灯するとミドルのままになっていました。ほおほお、なかなかよくできているねえ。

ベルトをダイヤルで締めるタイプのマウント。これはよくできているなあ。ベルトにギア(デコボコ)が刻んであってダイヤルの内側にもそれに噛むような溝、ネジが刻まれます。で、ダイヤルを回してやるとベルトがしまる。こういう設計好きだなあ。

レンズカットを真面目にやってあるようで驚いたんですよ。レンズが取り外せるんですが、これね、レンズ上側にロービームのアイコンがあって、そのアイコンが上にきている状態で使うようにという指示。ちょっとわかりづらいかな。それはつまりきちんと防眩、照射位置調整をするという設計。自転車の装着時、ハンドル上につける状態と吊り下げる状態で、吊り下げ時はレンズを外してアイコンが上になるように付け替えるとロービームになるわけです。いやはや真面目な設計だねえ。なんでもドイツのStVZO基準に準拠しているそう。マウントをちょっとずらしてやればいいじゃないか、では終わらせないというわけです。

このモデル、M03-400は400ルーメン。AmazonではM03-800という800ルーメンのモデルも販売されていました。郊外で使うことが多い人はM03-800を選ぶのもいいかもしれないね。M03-800はハイモードで1.30h点灯(バッテリー2500mAh)、M03-400はハイモードで2.10h点灯(バッテリー2000mAh)ここらへんを参考に選ぶといいかもです。どっち取るか、みたいな。USB-Cにて充電式です。

付属品はベルト固定式ハンドルマウントでレックマウントタイプ。レックマウントに対応するGoProマウントエクステンダーとUSB A-Cコードがついています。IP66防水もクリア。

 

良い買い物になったね。ブロンプトンに取り付けよう。