ライブ終了後は、やっぱりお腹が空きます。ここは栃木市「岩下の新生姜ミュージアム」。
カレーですよ。
エラバレシライブ、「岩下の新生姜ミュージアム」での開催でした。楽しかったなあ。ホールのサイズ感と距離感がちょうどよくて楽しめました。ちょいと疲れたのでお風呂に入るかな。銭湯を探そう。
栃木は銭湯がそんなに多くないと聞いたことがあるんですが、首尾よく見付けられてのんびりさせてもらいました。普通の銭湯なのにサウナもあって料金格安で驚かされましたよ。ああ、快適極楽。
さて、夕食はカレー。ちょいと足を伸ばして宇都宮。
宇都宮とくればついついミニボルツに行きがちなわたしですが、この夜は違う店に行ってみようと考えました。まず行ってみて絶好調となった栃木小金井駅そばのフォールオブザリーフ。うむむ、やってるはずなんだが、、残念。
さあどうするか。スズキパンジャブもダルパールレストランも圏内だけどインド亜大陸周辺料理の気分ではなかったのよね。雀宮のハリーカリーは本当に大好きだけど、すごいいいんだけどちょっと時間、間に合わないかな。それで、珍しくスープカレー。
「スープカレー専門店 黄すけ」
です。
モダンで洒落たインテリアの店内。感じのいい年上のシェフ。お一人のようでした。19時半くらいだったかな、お客はおらずでゆっくりとカウンターで体を伸ばしつつ注文を決めました。オーダーシートに記入するタイプの注文法で、スープカレー店ではたまにあるスタイルです。
注文を終えた途端にひと組み、またひと組と客がどんどん入ってきます。おや、そうか。凪の時間だったか。いいタイミングで助かったなあ。店主は大車輪で厨房を回しています。待ちきれず帰るお客もいたけど、あれでは旨いものにありつけないよな。勿体無い。
注文、
「チキン・トッピングなし・中辛・ごはん普通盛り・ジンジャエール」
という標準的な注文としてみました。久しぶりだよ、スープカレー。
カレースープは中辛としましたが、よい意味でカレーらしい味わいのスープでした。スープは1種でやってらっしゃる様子、ならばこういうスープはさもありなん、そう思います。深いコクが楽しめるいいスープ。ちょっとすするときには注意です。スパイスでむせてしまうこともあると思うよ。昨今咳をすると犯罪人扱いなので、要注意。
具材はチキンレッグと水菜、基本の5種の野菜から成る構成。スープカレー店のチキンレッグ、軟骨を食べるのが好みなんですよね。煮込む、ないしボイルしてからフライにするのではないかと思うんですが、あの軟骨部分が柔らかくなってこりこりが残っていてたまらないわけです。チキンレッグ、フルサイズで満足感高いですね。
ニンジンが大きくて甘くて顔がにやけるおいしさ。ししとう、苦くてさっぱりして心地よく。カボチャはやっぱり入れてほしい筆頭だなあ。甘くてアクセントになるからね。具材の中で飛び抜けて甘いので味の変化が楽しいです。ジャガイモは1/4割りでこれはチキンに合わせると幸せ。
なかなかに上出来のスープカレーでありました。
店主はこの味を「宇都宮スープカレー」として推していきたいといいます。
地域にその名前を冠した料理が根付くのは楽しいことで、応援したくなるな。