カレーですよ4886(レトルト 都城華礼)高級。

レトルトの頂き物です。わりと頻繁に届きます。

 

 

カレーですよ。

 

 

以前、アキノ・リーさんから連絡をもらってレトルトカレーの試食を、という話になったあのすごいやつの続きかな、これは。そのようです。アキノ・リー監修。前のやつは圧が強くて少し引いたんだよね(笑)桐箱で来たから(正確には木箱)あと、金箔ね(笑)。

宮崎都城市は未だご縁があるんです。都城市は日本一のふるさと納税の街。案件でその広報をお手伝いに行ったことがあります。池田市長にもご挨拶をさしあげたことがあったよな。カレー倶楽部ルウ、ヤマエ醤油、ばあちゃん本舗、市職員のみなさん。ほかにもいくつかの企業のみなさんと未だ仲良くさせていただいていてありがたいので。みやこんじょときけば一も二もなくお手伝いしたいのですよ。

前回、第一弾のカレーは、

 

「日本一高級な宮崎牛レトルトカレー 都城華礼」

 

でありましたが、こういう記録は破られるためにあり、その後メドルマフーズのデカ肉のレトルト、、、ではあったんだよね。そういう不毛な戦いはもういいじゃないか、と思っていたんですが、今回の第二弾は少し肩から力が抜けていて良い着地点に落ち着いたなあ、と素直に思ったのです。

やはり高級レトルトカレーとくれば肉。どこに一番コストをかけるかと問われればやはりわかりやすく肉なのだよね。お肉の街である都城生まれのレトルトとしては順当。生かさない手はないわけです。

 

さて、今回の、

 

「都城華礼」

 

よく温めて、少し袋を振ってやり攪拌。お皿に流し込むとカレーソースは深い黒に近い茶色。ビターチョコレートブラウンとでも言う感じです。いいね、いい香りがする。

早速ちょいと舐めてみると図太い旨味と濃い味がうわっと口に広がります。苦味の存在感が大きく、香り強く、キャラクターの強いカレーだと感じました。ちと重たいのでは、と想像したのですが、重たい、ではなくて食べ応えや満足感という方向につながっていて、これ納得できます。キーマという名前ですが、結構な大きさの良い肉のビッツがたくさん入っておりキーマカレーという名前で思い起こすものとは明らかに一線を画す良いものでした。

強めのキャラクターなので飽きるかな、という思いは味変スパイスミックスで打ち破られます。よくできているねえ。赤、黄、緑の3種の味変スパイスミックスはどれも個性的。

それぞれ赤のパワフル感、黄色の苦味と奥行き感、緑の青々しい爽やかな香りと変化が作り出せるんです。ここに旨味系のものを混ぜれば独立して製品として成立させることもできるんじゃないかな。

カレーソースと混ぜるとそのきれいな色は一瞬で消えます。黒いカレーソースに飲み込まれて跡形もなくなるんですが、それもまたおもしろい。

とにかく食べ終わった後に口に残る香りの余韻、スパイスのにおいはなかなかに素晴らしいものでした。

でね、最後にひとこと言わせてもらえれば、アレだよ、金箔(笑)どうも苦手なのです。

渋々とカレーの上にばらまいてみれば、たしかに意外やちょいと見栄えが良くなるんだけどね。キラキラしたものというのはなかなかにパワーを持ってるなあ。それは事実で否めないわけです。しかし、金箔、、、うーん。

前のカレーからの持ち上がりであると思うんですが、日本一高額なカレーの座を手に入れる一つの方法として使った金箔は、2回目でコンセプトを少し変えたこれには必要無かったのではないかしら。そんな気もするのです。見栄えは大事な要素でスマートフォン時代、インターネット時代には必要な策ではあるけどね。

あれ以来みやこんじょのお仕事のご縁はないあたしであります(笑)

この試食もこうやって文章にしても仕事ではないからね。ちょっとさびしいなあ。