柏からのお誘いがありました。ホイホイと行くことを決めました。柏と来れば「かしわカレー図鑑」。そして現在開催中の楽しいカレースタンプラリー「カシワカレークエスト2022」です。
カレーですよ。
「かしわカレー図鑑」代表の波木さんからお誘いをいただいたんですよ。
「カシワカレークエスト2022」の目玉イベント、キネマ旬報シアターで上映されている映画「カレーライスを一から作る」を見ましょうというお話し。大いに映画を楽しみ、劇場を出たあとに喫茶店に寄り道をしました。
夜は神田カレー街活性委員会中俣委員長、カレー細胞松さんと波木さん、それにキネ旬シアターの江崎さんが後から合流する飲み会。
店の予約の時間まで少し時間があったので4人で喫茶店でお茶を飲もうということに。
「純喫茶コンパル」
へ辿り着きました。
正しくスタンダードな喫茶店で、こういう店は心からホッとするねえ。で、カレーがあるわけですよ。これからこのあとネパールカレーであるわけですが、当然あれば食う。当然です。カレーの猛者が4人揃っているわけですが中俣委員長はカラダ作り中、波木さんはお嬢さんであり、ということで松さんとあたしは迷うことなくカレー注文。しかもやっぱり喫茶店で見つけたらどうしてもそっちをチョイス、の
「ドライカレー」
二人ともそういう注文。わかる、わかるぞそのチョイス。
ここのドライカレー、大変正しいものが出てきます。とてもいいんです。
まごうことなき赤缶の香りが昇り、同じくうっすら香るバター。ピーマンにタマネギ、ソーセージが入る嬉しさよ。ああ、これはスタンダードの極みであるねえ。なんと素晴らしいことだろう。
まるで日本の低山のようななだらか、穏やかな起伏を描く山体の頂には赤く積もるパウダーはそれほどの辛さではないのです。チリじゃなくパプリカだね。実に、実に穏やかなドライカレーであり、大変な満足をくれるのです。これはいい。じわりと、いい。
コーヒーとドライカレーは喫茶店文化の一つの山麓であり、ピークなのです。