カレーですよ5011(北習志野 モトカレー)雑誌EXITING MAX!連載の取材。本日発売。

取材で北習志野の「モトカレー」にお邪魔をしました。とにかく楽しい取材だったな。

 

 

カレーですよ。

 

 

店主の中澤基成オーナーシェフ。いや、まだお会いしてからそう経っていないのです。けれど、親愛の情を込め「モトさん」と呼びたくなるのです。もう呼んでます。

そういうシェフに巡り会えた、とても幸せな取材でした。

 

「モトカレー」

 

とてもいいお店です。

お話を聞きたい、と強く思った相手にストレートに質問をぶつけたり、その人の心根を見せてもらったり、取材者という立場から拾える小さな断片を丁寧に拾ったり。そういうのはインタビューの醍醐味であると思っています。

ライターやジャーナリストなどインタビュー仕事の人々に与えられた特権です。

それでね、わたしはインタビューを文字起こしする、というスタイルはほぼ取らないんですよ。いただいた時間で目一杯おしゃべりをしたその会話を、エッセンスとして腹にしまいこんで帰ります。その場とか帰り道だとか帰ってすぐだとかで執筆には取りかからず、その夜は放置するんです。

一晩、自分のおなかの中で発酵熟成させた取材体験と、撮ってきた写真、プロのカメラ担当の写真をゆっくりと眺め、自分の心情を重ねてやって、そこで初めてキーボードに向かい、思ったことをぶつけてやるんです。すると、どんどん指の、脳みその速度が上がってゆき、筆が走ります。そんな原稿が毎月紙に印刷されて全国に運ばれるんです。なんともはや幸せな仕事を11年もやらせてもらっているわけです。

モトさんは、ラッキーマンかもしれないな。そう思うような出来事がすぐ後にありました。

会って、喋って、心の目が開いたところで急にかさなっていくつか、違う方面の仕事がきたんです。気分がよくなったよ。

これはなにかあるな。北習志野にはなにかある。

通わねばいけないぞ。