夏は冷たい麺が食べたくなります。冷やし中華が大好きです。冷やし中華以外の冷たい麺もいいよね。
カレーなしよ。
とはいえ麺類の店に行きつけがほぼないわたしです。ラーメン店、行かないよなあ。スパゲッティとかざるそばとか好きなんですけど汁麺メインのお店にあまり行かない。そういうわたしが唯一行きつけと胸を張れるのがご存知異能の店、都営新宿大島の
「拉麺5510」
です。
「ほんいつは」本日の一杯のこと。店主のセンスが爆発する創作麺や田中圭一先生「お願いです 訴えないでください!!」的インスパイア麺、他の料理からやってきたなあ、という謎麺などとにかくサイコーなんであるよ。
この日は、
「トマトとすり玉ネギの冷やしまぜそば」
でした。これはなかなかにすごいものだったのです。冷やし中華が好きなわけですが、この冷やし麺は頼まざるを得なかったなあ。
冷製のトマトスパゲッティのような雰囲気もあり、それよりももう少し下世話というか、ラーメン店生まれの良さというか。店主曰く「ドレッシングのイメージで作ったんです」とのことで、トマトドレッシングかけ麺というものかしら。
ほんいつホワイトボードには「たっぷりのトマトで味噌ドレッシング仕立て」とありました。味が濃いめ強めで冷たい麺なのにかなりパンチが効いているんです。ああ、これはうまい。
麺は細麺でバーミセリ的に感じます。濃厚、粘度高めで麺によく絡むトマトソースと相性も良いねえ、、、おっと、スパゲッティではなかったぞ。なんだかそんな気分にさせられるんです。
「味見です」と出してくれたうなぎのタレごはん(実はタレに関西スタイルの鰻がすりこまれている!)がもうそれはそれは美味しくて。まったく困ってしまうよね。天才だね。
やっぱりいいお店でね、店主はやっぱり異才の人だね。なのにとても感じがいいんであるよ。行くと幸せになれるんだよ。
いいラーメン店が近くにあってよかったなあ。