Amazonですごいのが売ってたのです。いわゆるジェネリックIGTテーブル。IGTシステムはスノーピークのシステムテーブルとその周辺アクセサリーに対して使う名前。
それらのジェネリックや規格を利用したアクセサリーは最近ではエコシステム的な規模広がりを見せつつある感がありますよね。みんな高っかいんだけどさ。なので導入ハードルも高い。
Amazonで発見した件のテーブル、値段を見てひっくり返ったのです。だって、7980円。
本家はこの3倍だ5倍だという価格です。 互換品のIGT規格のテーブルだって軒並み1万円半ばほどが最低ライン。趣味性の高いやつは本家より高かったりするものも。それが8千円だぜ。それで、あうあうしたんだけど実は即買わずにほしい物リストに入れっぱなしになっていたのです。もうアウトドアのテーブル巡礼には疲れ果てていた、ということです。
が、そのテーブルがセールにかかった!なんと6千円台!しかもタイミングの悪いことに(笑)少し前受けたちいさなお仕事があったんですが、Amazonのギフトカードでのギャラ支払いという変則仕事で。その分がたっぷりあったんだよね。無我の境地にいたり、目を瞑って読経していたら知らぬ間にテーブルが届いていました。諸行無常、いや、極楽浄土。どっち?
IGT規格がアウトドアギア界隈でうっすらと標準規格的になりつつある感があります。あんまり派手に広がると意匠関係やらなんやらの話しになっていくかもしれないので今ぐらいがちょうどいいのかもしれないな。
スノーピークが元祖というか大元でそこに追従するのが10~15社くらいかしら。OEM製品もちらほら。テーブル自体ではなくアクセサリーや拡張パーツを作るガレージブランドはかなり増えましたね。後追いは当然大陸ブランドと日本のガレージブランドの一部。マイノリティというか、マニアックな範囲で収まっていて商売というよりカルチャーっぽいポジションでやってると感じます。
これ、
「deerest3ユニットテーブル UnBox」
のなにがすごいって、もう一度繰り返すけどね、値段。
IGT規格のテーブルで1万円切るものはジェネリックのものでもほぼ見かけないもの。
それで、もっとすごいのが、7000円台という格安の値段なのにジェネリックIGTテーブルにありがちな、IGTを名乗ったものの天板のみ対応のテーブルフレームじゃなく、サイドのレールまで含めたIGT互換という攻め方。これには参った。価値があるのではないかなあ。サイドレール、大事だと思うんだよ。
フレームはアルミ材を使っているようで、前述の通りサイドのアクセサリーレールを装備。拡張天板やラック、ガス缶フックなどの装着ができます。精度も悪くないししっかりしたもので感心させられました。
足も本家やサードパーティのエクステンションで伸ばすことが可能。天板はアルミ製の黒。2分割でプラジョイント式の蛇腹収納タイプ。これは気にいいらなければ他のパーツを買えばいいし、自作もできるし。
なかなかに頼もしいです。
シンプルなテーブルでIGT規格のコンロや水切りなどをビルトインできる拡張性もあるわけです。で、お安い。ちょっとびっくりした拾い物。
いいんじゃないだろうかこれ。色々と工夫して自己流の拡張術を作っていけそうですよ。
サイズ1:82.8×38.2×40(展開)
サイズ2:48.0×20.0x12(収納)
専用収納バッグ付
重量:3.6kg
耐荷重:20kg