これはとても面白い。良いものだったのです。いつでもちょっと面白いラインナップだよね、ここのお弁当。
カレーですよ。
少し前に友達の西村愛ちゃんが良さそうなチルド弁当を買っていて、いいなああれ、と思ってるうちにフェアが終わってました。
なんだったっけかな、あのお弁当。
「成城石井」
は、現在はどうやらシンガポールフェアをやってるみたい。8/31までだそうです。
チルドのお弁当でそれ風のものが10種ほどあるみたい。「シンガポールフェア 2023」というフェアの展開です。ビーフン、チャーハン、ワンタンミーやスイーツなどもあるみたい。ラクサは定番だったかな。たしかいつでも売り場にある気がします。その中から、
「シンガポール風チキンビリヤニ」
入手。これは新商品でね、よかったんだよ。旨かった。
柔らかな仕上がりのチキンは大ぶりのがいくつも入っています。炒め玉ねぎとレーズンで甘い要素を織り込むのがいい感じでね、インドというよりポロとかの中東っぽい感じもあります。グレイヴィをたっぷりとあと乗せでかけてあるのもいいなあ。きっちりとアジアメシの味になっています。エクストラ、ではないんですががモアスパイシーで香り良く、刺激たのしく。いいぞいいぞ。
そえられた大根とにんじんのピックルは、おやこれ、ネパールのムラコアチャールの味じゃないかしら。そっくりだなあ。
バラエティに富んだ具材と甘い要素から、さっきはちょっと中東のイメージと書きましたが、これインド系のビリヤニというよりスリランカのランプライスに近い味の印象を感じます。そうだ、ランプライスっぽいよ。アジアのいくつかの国から流れ込んだ味がまとまってできたスリランカのランプライス。なんというのか、里帰りなのか、先祖返りなのか。ちょっと面白いです。
こういうのが深夜、成城石井で手に入るのはなんだかすごい。驚いた。
こりゃあいいものだよ。