カレーですよ5160(レトルト 36チャンバーズ・オブ・スパイス ビーフ・ナハリ)パキスタンに行きたい。

信頼している食品メーカーがいくつかあります。忖度なしで成城石井に買いに行くわけであるよ。取り扱いがあって最新作が割と手に入れやすいから。

 

 

カレーですよ。

 

 

このブログではお馴染みの「36チャンバーズ・オブ・スパイス」という食品企画販売の会社。レトルトカレーを会社の社名で探すというのはあまりやってらっしゃる人も多くないと思うんだけど。でもこの名の会社が作るカレーを買えばとにかく間違いがないのです。盲信と言ってもいい信頼をしているよ、実際ハズレがないから。

カレーという名前でお母さんのカレーと給食のカレー、外食なら最大手チェーンが頭に浮かぶ人と、インド人やタイ人、バングラやネパール人の顔が思い浮かぶ人。後者ならば間違いなく「36チャンバーズ・オブ・スパイス」のレトルトパウチ食品を選ぶべき。きっと幸せになれるからね。

そして昨今では日本人のスパイスに対する感度が上がっているなとひしひし思うところがあり、お母さんのカレーからの脱却を狙う諸兄などにもお薦めをしたいのであります。

この日は、

 

「ビーフ・ナハリ」

 

ニハリ、ナハリなど呼ばれるインドやパキスタンの骨付き肉の煮込み。製品では骨を外した牛肉を使ってあります。これがどうにもうまくて困ってしまうんだよ。インド料理、スパイス料理の研究家、渡辺玲先生が監修をしています。これでまた1段、信頼度が高まるわけであります。

このインド・パキスタンスタイルのシチューは肉の煮込みであるから主役の牛肉が大きいんです。ちゃんとしているなあ。

ああ、これうまい。野菜、トマトベースの煮込みで食べるとやはり彼の地の料理で、油が大事なのです。油からうまそうな味とにおいが漂うんです。あぶらうまくてたまらない。こういう料理を食べる時、胃もたれしそうな気がするんですが、不思議とそうならないんだよね。なんでだろう。何か理由があるに違いない。

別添えのスパイスミックスも効果的です。

いまとなってはスパイスの羅列など意味ないと知りつつ(つまりひとつひとつにきちんと使う理由があって、なおかつ入っていないものは使わない理由もあり。そこから種類が決まるわけでただ長々羅列してその数を記しても意味がないということです)、でもやっぱりうれしくて書いてしまうのよね。

特製ガラムマサラはクミン、ブラックペッパー、コリアンダー、フェンネル、グリーンカルダモン、ビッグカルダモン、クローブ、シナモン、スターアニス、メース、ベイリーフが入っていました。このスパイスミックスをあとからいてれやると香りが楽しく増幅されます。

こうやって箱や袋に入っている、食べたことがないものをお手軽、簡単に食卓に用意して食べるわけです。面白くて色々と考えながら味わって、行儀が悪いんですが誰もみていないのでその場でこの料理がなんなのかを調べたりして。

それで、その先に何があるのかというと、じゃあどこかのレストランで食べてみよう、というアクション。インド亜大陸からやってきたコックさんがどう作っているか、レストランではどういう味で出しているかをみに行くわけです。

 

そのあとレストランでの食体験でもっと面白くなって、じゃあ次は?

それはもう決まっています。彼の地で食べるんです。

もう一度、この「ビーフ・ナハリ」を食べながらお行儀悪く片手でスマートフォンを使って航空券を準備するといいと思うよ。