ちょっとサボり気味のレトルトカレー消費。タイミング次第というところが大きいのです。仕事で食べるレトルトも多いしね。
カレーですよ。
それとは別に案件ではなくメーカーさんがサンプルで送ってくれたものを食べるのはどうも後も合しになってしまうんですスミマセン。
さて、このレトルト。
「能登牡蠣ブラックカリー」
なかなかにキャラクターの強い面白いものでありました。
個性的な、炭でそめた真っ黒カレーソース。お題にもある牡蠣は、牡蠣の形そのままではなくて、粒状にダイスカットされて入っています。カレーソースによく馴染んでいるね。
サイズの問題で規格外となり流通に乗りづらくなってしまったむき身の牡蠣を適正価格で買い取り。それを使用しているのだそう。地元生産者応援という側面があるのは価値があるなあ。だから食べよう、という方に顔が向きます。そういうのはとてもいいですね。
なかなか個人で篤志家やるってのは普通の人(あたし)にはハードル高いわけで、そういう人たちを少しでも何か誰かの役に立てるっていうところで繋ぐ、そういう取り組みは価値があります。
欧風仕立てという体のカレーソースに牡蠣の香ばしさが乗って、濃いめの個性、強いキャラクターを持ったカレーです。日本の伝統的カレーライスらしさとはまた別の道をゆく、牡蠣がこれでもかと入ったご馳走系。毎日というよりもスペシャルな日にという用途かも。
クセはあるとおもいます。しかしそのクセは個性とも言い換えられます。
そういうの、いいのではないかしら。