カレーですよ5293(市川原木 周記食府)ラクサ。なぜコーナンでシンガポール料理。

あの店でまだラクサを食べていなかったっけ。そうだ、ラクサとファイナンチーファン/海南鶏飯がまだだったじゃない。そう思い立って357号を原木方面へと下ったのです。

目的地はコーナン。

 

 

カレーですよ。

 

 

なんなんだコーナン、なぜコーナンのフードコートにパワフル、本物のシンガポール料理が?目を疑ったんですが夢ではなく。はや3回も通っているんですよね。

中華料理店的名前ですが、シンガポール、マレーシア周辺料理が出るお店でその名を

 

「周記食府」

 

といいます。華人のシンガポールレストランというわけだね。シンガポールは7割が中華系、1.5割がマレー人、1割がインド系で、インド系はタミルの人が多いのだとか。民族のミクスチャー、多民族国家で、だからこそ食の多様性、おもしろさも格別となるんです。

実は昼くらいに車と格闘してまして。軽バンのオルタネーター交換をしてたんですよ。油まみれ汗まみれで2時間ほどで交換。工程自体は難しいものではないんですが、バモスのエンジンルームがね、なかなかに手強い。上からだと補機類みっちりでラチェット入れるのもなかなかで、しかもボルトをなん度も落としてはクルマの下から拾い出して。いい工具と環境が欲しいわ。で、そのご褒美兼試走でコーナンへ。

フードコート内ではちょいと異色の「周記食府」。どうやらレジに立つお母さんの子供さんでしょう。女の子がレジに立つお母さんのところに行ったり来たり、お店の目の前のフードコートのテーブルでお勉強してたりして実にいい感じなのであるよ。いかにも家族でやっている感じで、いかんいもアジアっぽくてちょっとたまらない気持ちになります。すごくいいな。ここが千葉のフードコートに思えないよ。

で、そんなお気に入りの「周記食府」で少し前に食べた「サンバルチャーハン」がすごく旨かったんですよ。エビ出汁(サンバル)強く、風味濃く、きちんと辛く。かなりのものだったなあ。そこに汁物の小鉢がついていたんですが、ラクサだった。味、本物。素晴らしい。「ウチ来たんだからラクサ食えよ」というメッセージとして受け取りました。だから今日はフルサイズラクサを食べにきたのです。

 

「ラクサ」

 

まあこれがホントに旨いんであるよ。エビ出汁がドーンと前に飛び出してそれを支えるココナツミルクの土台の包容力。かわいい目をしたデカエビが2尾隠れています。うずらの卵も練り物も揚げも、正しくあるべきところにあって喜びひとしお。いいねえ。

ついてくるごはんがこれまたうれしいチキンライス。海南鶏飯(ハイナンチーファン)のごはんなんです。チキンの下に敷き詰められているあれ、チキンスープで炊いたごはんです。これがまったくうまい。すんごいうまい。香ばしくてパンチが効いててうまいったらありゃあしない。ちょっと困っちゃうくらい旨いのよ。

 

で、お店のねえさんの指示もあったんですが、言われようが言われまいが、当然ながらそのうまいチキンライスにスープを投入であるぞ。たちまち広がるバラ色のしあわせ。これはたまらない。この時のためにエビもうずらの卵も1ピースづつ温存してあったのです。結果、サイコー。たまらんのであるよ。

そうやって導かれ、次回は「海南鶏飯」を頼むこと、確定となったわけです。

「ウチ来たんだから海南鶏飯食わないで帰るなよ」というメッセージとして受け取ったぞ。だから次回は「海南鶏飯」。

なんでも旨いぞ、「周記食府」。コーナン市川原木店、サイコーです。