カレーですよ5408(福岡市役所西側ふれあい広場 環境フェスティバルふくおか2024)キッチンカー「ラ・ポポット」福岡に登場。

 

10月26日と27日は福岡天神あたりにいたのです。出張です。

 

 

カレーですよ。

 

 

わたしも少し関わっているうさぎのマークがかわいい青いフードトラック「La popote」がキーマカレーを提げてイベントで稼働することになりました。

それを見にきたのです。応援しにきました。

 

「環境フェスティバルふくおか2024」(10月26-27日)

 

に登場です。

福岡市役所西側ふれあい広場会場とソラリアプラザのソラリアゼファ会場の2会場での開催。メインは福岡市役所前の広場。そこに

 

「ラ・ポポット」号

 

が2日間の店開き、です。お、いたいた。

すでに味を知っているのでもう確定なんでありますが、キーマカレーとソーセージが抜群においしいのです。神田岩本町のデジタルキッチンでも試食しているしね、レトルトも幾度となく食べていて、いうことなしなんであるよ。

カレーですよ5207(デジタルキッチン La POPOTE 内覧会)食の新ブランド発表…

「環境フェスティバルふくおか2024」

は興味深いイベントでした。けっこうなブース数が出店していて環境というテーマで幅広く展示や体験コーナーがあります。

各メーカーの電気自動車(日本のメーカーではないEVコマーシャルバンは興味深かったな。日産のアリアもいたよ)はクルマから可搬式バッテリーへの給電などのデモを。

海洋プラスチックなどの問題提議のブース、トークショーなんかも。

幅が広いし、そっか、環境問題、こういう入り口があるよな、という気づきもたくさんもらえました。

ああ、なるほど、包丁研ぎ。たしかにそうだね、環境関係の範囲だと思う。

すごかったのはランドセル。「ランドセルランド」というタイトルの譲渡イベント。寄付されたランドセルをリペア、クリーニングして必要としている子供にあげるというもの。ランドセルメーカーはたまったもんではないと思っているかもですけどね。

でもワークマンが軽量のナイロン素材で1万円しないランドセルを作る時代ですから。少子化など時代的にもこういう動きは歓迎されるものだと思いました。フリーマーケットなども開催、身近なものから世界を俯瞰する視点までなかなかに意義がありました。

お洋服のリペアやカスタマイズのクルマ、かわいかったなあ。

 

我らが「ラ・ポポット」号もその趣旨を同じくするんです。なにしろ規格外で流通に乗らない野菜(品質はまったく同等だよ)を乾燥野菜にしてレトルトカレー、トマトソースやスープなどを開発したり、キッチンカーで乾燥野菜を使ったメニューなどの提供も。大いに賛同できるんです。

しかもおいしい。食べ物を勿体無く捨ててしまうのは許せないのです。なので「ラ・ポポット」の活動はいつでも気になっています。

 

さて、カレーだよ。

キーマカレーは甘味を控えてトマトの酸味で爽やか、キレがある爽快感。小さく刻まれた野菜が見えるのが見た目にも楽しいね。きちんと汗をかかされる辛さもありつつ、舌に意地悪ではない方向の辛さなのでどんどん食べられます。おこちゃんたちも全然いけてた。おいしそうに食べてた。

付け合わせのひよこ豆、ほくほくぽりぽりとした食感と素朴な風味が幸せを感じさせてくれます。

もうひとつの付け合わせは、これはドライの野菜を戻して使ったタマネギとビーツのピックルだね。程よい酸味の穏やかな酢漬け、いや、アチャールかな。

全体で言うとご馳走にしてないデイリーのものと感じるんですが、でもなんかご馳走感がある。毎日食べられる軽やかさや飽きない感覚がありますけど、でも特別な感じ。自分では作れない、というのもあるけれど良いものを食べた満足感や社会や地域に貢献している取り組みの一端を食べることで担うことができるといううれしさと達成感。

そういうストーリーを一緒に食べると特別なもの=ごちそうと感じられるんだね、きっと。

26日と27日、2日通ったんです。福岡市役所西側ふれあい広場会場、大いに盛り上がっていました。「ラ・ポポット」号にもお客さんがひっきりなし。

2日目は1日目に叶わなかったソーセージざんまいを決行することに。計画では1日目の夕方ギリギリでお邪魔をしてデリセットを買おうと思っていたのです。ソーセージ5本、ひよこ豆と乾燥野菜の玉ねぎとビーツを使ったピクルス/アチャールというパックを買ってホテルに帰り、ビール祭り!と思っていたのですが諸事情で叶わなかったんです。

2日目、真っ昼間の家族連れ多数の会場なんでビールはやめといたけど(笑)リベンジできたよ。ごきげんです。

はじめはちょっと多いかな、と思っていた5本の長いソーセージ。スパイシーで香りよく、パキンという食感の楽しさがあります。ソーセージは一口ごとに嬉しくなる美味しさで結局たちまち食べてしまったよ。

 

ドライトマト入りのマドレーヌも買いました。買って驚いた!

何気なく買ったんですが、ラベルに「ビーバーブレッド」のマークが。えっ!?「ビーバーブレッド」ってあれでしょ、デジタルキッチンからそんなに離れてない、馬喰横山の有名パン屋さん。なかなか買えない人気パンだよ。あそこにドライトマトを出しているのかあ。おどろいた。良い感じに甘さを強調したマドレーヌにドライトマトが差し色になって大変おいしい。これ、名品です!

屋外であるが2日とも充実の食事となりました。

 

会期中は台風が少し寄ってきてて天候が難しかったんですが、雨にも見舞われずにホッとしました。「ラ・ポポット」の取り組みが上手に「環境フェスティバルふくおか2024」とリンクしていたのはお見事、すごくいいんです。価値のある出店になったと感じました。

環境フェスに遊びに来た多くの人は出店者や主催さんほど環境問題への取り組みについて考えてはいないのではないかな。でもそれでいいんです。フリーマーケットは知らぬ間に捨てられるはずの製品をリサイクルし、彼らが食べているおいしいカレーは廃棄処理になるはずだった野菜を見事に蘇らせて無駄をなくしています。

世の中全体の意識を変えていくのも当然必要ですが、それをシステム、パッケージとして「魅力的な何か、楽しい何かを行ったり食べたりすると自動的に環境負荷を抑える協力者になれる」というもの。これが大事なのではないかな。

 

そういう場所が2日間、市役所前に現れたのは意義があるのです。