もちろん、なんですが。ここを知ったのは友人の和田さんのミニサイト「房総半島素掘りトンネルナビ」から。千葉市原の山奥にある素掘りトンネルです。
房総半島素掘りトンネルナビ
https://taiken.in/suboritunnel/tunnel/tsukizaki.php
ちょっと写真が撮りたくて千葉の山んあかに入ろうと思ってたんです。それで地図見てたらわりと近くにいることに気がついて、そんじゃあせっかくだから、と足を踏み入れることに。
まずアクセスがなかなかに難しいんです。一度行けばわかるんですけど「そうなの?ここ曲がるの?」というところが入口でね。林道月崎1号線。そしてトンネルへのアクセス、ちょっと冷や汗が出る感じの道。和田さん、CC110でよくここ入っていったなあ。
ぬかるみが結構あるのでモーターサイクル、自転車の人は注意ですね。足を取られます。クルマは軽以外はお勧めできないな。狭い道ですれ違い不可です。林道月崎1号線を奥へと進みます。「こりゃけっこうやべえなあ、、」という感じでゆっくりと。時期なのか、路面はけっこう荒れており枝がかなり落ちていたりそこそこのサイズの倒木などもあって気を使います。落石も多少あり。
そろそろ引き返そうかなあ、でも転回できないなあとか思いながら進んでいくとトンネルにたどり着きます。和田さんのサイトのテキストの説明をよく読んでゆっくり進んでやっとわかったよ。なにもなしで行ったら多分迷うと思う。辿り着かないと思う。
なかなかに雰囲気のある冒険感高いトンネルです。トンネル、切り通し、トンネルというような組み合わせがちょっとおもしろい。1本のトンネルではなくて、間に天井が抜けている部分があって、、というよりも、天井が崩れたのではなくて切り通しっぽく見えるんですが、それが2つのトンネルを繋いでいるという感じです。そのセット全体で月崎トンネルのようだね。
ここをくぐってもう少し進むと台山第二隧道というのがあります。アーチ型の綺麗な素掘りトンネル。こちらは短いものでした。そこを出ると、クルマでいうと6〜7台分くらい分かなあ、小さな広場がありました。階段状に整地された登山道の入り口らしきものがあります。
一方は鬱蒼としたここまでの林道よりもさらに狭い未舗装の道が奥に続いています。もはや藪漕ぎの体の道。さすがにそこを進むのは憚られたのでここで撤退を決めます。
夕方遅くなってきたしね。安全第一。
誰も来なかったよ。ちょっと楽しかった。途中にキョンが何頭かいたのを見かけたよ。キョン、許すまじ。
ではカレー、食べに行こうかな。