カレーですよ5394(千葉若葉区大宮 正源寺そば 若葉大宮店)倉庫蕎麦、美味。

油断した。いやホント。その場所は何度か通っていたのです。そのたびに蕎麦の幟がはためいているのを見てたんですけど「え、蕎麦屋どこ?ないけどどこ?」となったまま通り過ぎていたんです。

 

 

カレーですよ。

 

 

実は蕎麦屋、気が付かぬままこの目で見ていたのですよ。しかしそれが認識をできないでいたというね。そういうことなんです。そして蕎麦屋にはカレーあり。あるよねえ、カレー。

どうやらここ、あとで調べてみると製麺工場がやっているセルフ蕎麦屋さんらしいんです。だから昼だけやっているみたいで、大きな倉庫を客席にしてありました。どうりで外観では蕎麦屋とは気づかなかったわけだわ。なうほどそうか、そういうことかあ。

クルマを駐車場に入れて建物に近づくとやっとそれらしき場所が見えてきます。調べてわかってて出かけてみてもまだちょっとお店があるなんて信じられない感じです。

まだ半信半疑。あ、あそこだ。

 

「正源寺そば 若葉大宮店」

 

という屋号です。

半分がた屋外の販売所が建物の隙間から奥の方にみえました。ははあ、こりゃあ気がつくのはほとんど無理だよなあ。冷蔵ケース(どうやらこの日は電気は通ってない様子、寒い時期だからかしらね)に弁当が並びます。小さいサイズだけどそれでも格安の各250円。おお〜!

生蕎麦、蕎麦つゆももちろん売っています。蕎麦は4玉980円。店内で食べるかけそばで値段が340円とあったからイートンはほとんど原価だねえ。驚かされるねえ。で、わたしが来たからにはカレーメニューがあるわけで(勝手)カレーそば480円、カレーライス460円、ミニカレー250円というのがメニューに見えました。よしよし。この日は

 

「まんぷくセット」

 

を注文です。

そば(温冷選べる)、串揚げ2本(とりからネギ、たまご、ゆば、ぎんなん、ジャコ天の4種から2本選べる)、それにカレーがついてる600円の豪華セットであるぞ。会計兼販売カウンターで注文、お金を払って物販を眺め、帰りに何か買って帰ろうと決めつつ席へ移動します。

倉庫にテーブルを並べただけの飾りっ気のないイートインスペース。どこの家庭から?それともどこかの会社から?というような寄せ集め感が楽しいテーブルやイスが並びます。徹底的にセルフになっており、張り紙に「水サーバーの水がなくなったら知らせてくださいね」とあったり。いいね、いやどうにも楽しい。あるものでいろいろ工夫をして前に進めるこういうマインドはとても尊いものです。好みだなあ、この感じ。

なつかしい小判形のプラ札の番号が呼ばれてそばを取りに行きました。ああ、これはうまそうだなあ。

うん!そば、うまい。うまいなあ。間違えのない味です。つゆはちょい甘で穏やかなもの。これ好みです。蕎麦は細めでみずみずしくて。喉越しもよくこれはうまい。シンプルにネギだけですけど楽しめるねえ。ああおいしい。

カレーはごくごくよくあるやつで、これで十分。ちょびっとそばに入れて南蛮にしたりフライに絡めたりしても楽しいしね。

工夫して好きな感じで食べましょう。

揚げ物も予想を越えるおいしさ。難しいことをしていないんだけど、まずたまご。たまごフライってのがいいじゃないですか。実直でなんだかうれしくなるねえ。しかもおいしい。カレーにも蕎麦にも合います。とりからネギも名前のままなんですが、間にネギが入ることで随分良い感じになるんだよね。ああ、うまい。

帰りにうっかり買ったミニ弁当。しゃけハラスのやつがまたうまかった。おうちに帰ってたべたんですが、いいねえ、おいしいねえ。いや、もうなんかいいなここ。確実にまたくるよ。実家からもそれほど遠くないしね。

千葉、なんかいいお店多いなあ。