カレーですよ5416(松本 松本メーヤウ桐店)長野松本の夜カレー。

長野県松本市の井上百貨店本店にて開催されたカ百貨店催事のカレーイベントは大変におもしろかったんです。

 

 

カレーですよ。

 

 

全国のカレー消費やカルチャーとしての捉え方という観点で、甲信越地区がもうひとつ見えづらかったので「松本カレーラリー」も開催中の中ポップアップが行われた「東京カレーカルチャーin松本」を視察しに行ってきました。会場での空気からのインプットに手応えを感じて井上百貨店を後にしたよ。

そして夜。

 

夕食のカレーを、ということでそれは当然の流れなんですが、お店を探すも祝日月曜日という間の悪さ。うーん、店休日のお店が多いみたいだなあ。では、と手堅く行くことに決めたのです。そして「東京カレーカルチャーin松本」にて昼間食べた「Japanese Spice Curry WACCA」の「松本メーヤウのカレー x waccaのカツコラボ」の単品答え合わせ的なこともできるかもしれないからと、

 

「松本メーヤウ 桐店」

 

にやってきたよ。

そんなことを考えながらやってきた久しぶりの桐店。随分ご無沙汰してしまったなあ。やっぱりこのネオンはいいね。好きな感じです。店内の空気も含めて昼と夜では空気が違うな、という気づきもありました。

さて、好きなものを好きなだけ、いっとこう。

なにしろ夜だって食べ放題だぞ。

 

パイナップルカレー

今回一番気に入った、甘くて辛いパイナップルカレー。タイ料理がべースとなるものでフルーティな甘さは嫌味がなく、ついつい進んでしまう味です。ああ、これいいなあ。カレーなんですがむしろスープとして飲みたい感じ、しかしなぜだかご飯にもよく合う不思議なやつです。

フルーツ爽やか甘いんだけどお腹が熱くなる面白さ。うむ、これは好きだぞ。おかわりしたぞ。

 

インドポークカレー

少し苦味を感じる、日本人が考えるインドカレーの風情があって、これもいいねえ。とても好みです。溶けかかった野菜も、ゆでたまごも、全部幸せの元だねえ。ポークが実にいいんです。こりゃ角煮だな。

 

日本カレー

スタンダードなジャパニーズスタイルカレーで甘口なんですが、その甘口、ホントに明確な甘さがあってこれ、おもしろいねえ。スタンダードなザ・カレーライスなんですけど、舐めてかかると痛い目に遭うよ。この味の構成と肉のとろけ具合は家庭で真似しづらい、良い塩梅の仕上がりです。こりゃうまい。クセになるね。

 

グリーンカレー

あいだは空いているのですが、お店を訪れるたびに必ず食べてきました。すっきりした仕上がりで、もはやスープ、いや、ジュースに近いと感じます。ちがうけど(笑)。薄いんじゃないですよ。粘度が低い、という意味。それこそがここ松本メーヤウのグリーンカレーです。

お粗相となるからやらないけれどさ、これは器、もっと言えばマグカップかなんかで啜るのがいい気がするんだよ。こういうう個性を持っているからこそ昼間食べた「松本メーヤウのカレー x waccaカツコラボ」のアレの面白さが際立つ感があります。たしかめができました。

 

ハッシュドビーフ

なんかいちばんすきかも、カレーじゃないけど(笑)。しかたがないよ、おいしいんだもん。

楽しい夜だったなあ。一人の夕食、そっと入り口そばの大テーブルの端でカレーを楽しみました。

 

地方で一人の夜カレー。わたしは仕事柄よくあるんですけど、ひとりで寂しいというのは全然なくて、寂しい雰囲気の自分を第三者的に客観視していつでも面白く思うんですよ。そうだなあ、映画とか物語の中に入って主人公の皮をかぶっていろいろやる感じ、とでも言いましょうか。

あたし、わりとそんな感じの男です。