
古川音さんをわたしのラジオ番組「はぴいのおしゃべり交差点」にお招きしたのです。快く応えてくださって大変に光栄。今晩、2025年11月14日、23時から放送です。
カレーですよ。
ラジオを聴きたいって人は(っていうか、聴いてよ)、こちら。
ラジオ「はぴいのおしゃべり交差点」 from Sapporo City FM

・オンタイム聴取
↓金曜深夜23時にこのリンクをクリックするだけ!
http://live.minano-radio.com/scfm
・アーカイブ
今までのアーカイブ全部あります。お好きなプラットフォームでどうぞ。放送後約2時間でまずAnchorにアーカイブが上がります。その後各プラットフォームに配信となります。
Anchor https://anchor.fm/hapi3
ApplePodcast https://podcasts.apple.com/jp/podcast/はぴいのおしゃべり交差点/id1534338646
Spotify https://open.spotify.com/show/0Cw7zFIhZgJ5WFwqPOPFpv

古川さんはライター稼業のかたわら、マレーシアの食と文化を取材し、発信をしています。わたし、素で一般ファンなので(笑)彼女の写真展やトークショー、見に行っております。今回クラウドファンディングでのマレーシアカルチャーの本を出版するチャレンジに打って出ているというお話を聞きました。
聞くとどうやらわたしも2回おじゃまをしている「板橋区立熱帯環境植物館」でのイベント「マレーシア・ペナンフェア」の古川音さんが仕切るイベント内コンテンツ「マレーシアごはん展ギャラリートクーショー」。トークイベントと写真展示に遊びに行ったんですが、あの時のわかりやすい説明と現地のリアルな写真が土台となった本になるらしいのです。それ、いいぞ!
カレーですよ5327(高島平 板橋区立熱帯環境植物館)古川音さん「マレーシアのごはんトーク」へおじゃま。
カレーですよ5387(高島平 板橋区立熱帯環境植物館)古川音さんのギャラリートークとナシレマッ。
そりゃあもう応援しない理由がないのであります。だってあれ、すごく良かったから。わかりやすい切り口と豊富な写真、すごく楽しかったんですよ。そうかあ、ああいうのが本にまとまるといいよねえ。マレーシアへの興味の入り口になってくれると思う。カレーの人も、アジアの旅が好きな人も、楽しいと思う。
クラウドファンディングのページはこちら。
おいしくて、豊かで、おもしろい ご飯を食べればマレーシアが見える

書名:「食から探るマレーシアの魅力(仮)」
著者:古川音(ふるかわおと)
http://thousandsofbooks.jp/project/otofurukawa/
そんなクラウドファンディングの話しやマレーシアの食と文化のよもやま話をお聞きしたく、ラジオにてお喋りいただいたんです。それでね。
それで、なのですよ。

そんな古川音さん。マレーシアごはんの会、料理教室、講演、トークショーなど主催され、登壇仕事も多い古川音さんが、であるぞ。わたしにカレーを作ってきてくださったのですよ。畏れ多いぞ、しかし超うれしいぞ。テンション上がりっぱなしの収録当日。タッパーとお皿を抱えて音さんがデジタルキッチンにいらっしゃいました。

役得もいいところ!のこの日。いただいたのは、
「マレーシア チキンカレー」
なんでもこのカレー。マレーシアの日常に寄り添うカレーだそうで、デイリーで食べられている、家庭でも屋台でも作られるスタンダードなものだそう。インド料理、おもに南インド方面の料理が土台になっているそうです。かわいいプラのお皿が雰囲気を持ち上げてくれるなあ。そうそう、アジアは全般、こういう感じだよね。ペーパーナプキンもそれっぽい素敵な柄でわくわくしてきます。

カレー、ああ〜これ美味しい。うーん、おいしいなあ、これはいいなあ。
スパイス感それなりに強いものの、突出するものはなくて尖らせていないんです。うむ、うむ、この味はまさに「デイリーディッシュ」という言葉がぴたりとくる日常の食だわ。そういう風情があるんです。すごく「なるほど!」があるのだよ。

マレーシアは多民族国家です。華僑、印僑から始まる人々の人口が大きく、そこにマレーシア土着の人もいて混沌と融合があります。料理ももちろん然り。カレーはまさにカレーであり、インドからやってきた作法で作られます。しかしインド料理、タミルの人たちの料理ではないものに変化しているのだそうです(もちろんそのままのものもレストランで食べられるよ)。そこがとても面白いんだよ。ミックスパウダースパイスを多用したり、でもホールスパイスのテンパリングはあったり、スパイスが尖りすぎていない感じもなるほど感。

そんな美味しい料理を食べてからの収録、話が盛り上がらないわけがないってもんですよ。大変に面白いお話を聞くことができました。
わたしはマレーシアについてそれほど詳しくないのですが、強く印象に残っている小説があります。その舞台がマレーシアでした。冒険小説、影山民生の作品で連作の2作目「遥かなる虎跡」というもの。1作目は「虎口からの脱出」だったはず。シリーズとは別にホラー作品の「ボルネオホテル」というのもあったなあ。

↑たくさん作っていただいたのでおうちに持ちかえっておいしくいただきました。あ、タッパーお返ししなくっちゃ。
マレーシアの埃っぽい大地を古いダッジチャレンジャーで突っ走る冒険小説です。食事の描写や、キーワードで「イカン」とか「オランアスリ」なんて出てきていろいろとその後役に立ったり興味のきっかけになったり。

いろいろと地続きになっていることが多いな、と歳を経てきてから思うことが多いんです。
